『DEAD OR ALIVE 6』髪色変更機能の改善を実施。また4月以降は新規DLC・アップデート配信を無期限休止へ

コーエーテクモゲームスは3月31日、現在販売中の3D対戦格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE 6』の今後の展開について報告。その中で、新規DLCの配信およびバージョンアップデートを無期限休止する予定であることを明らかにした。

コーエーテクモゲームスは3月31日、現在販売中の3D対戦格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE 6』の今後の展開について報告。その中で、新規DLCの配信およびバージョンアップデートを無期限休止する予定であることを明らかにした。

『DEAD OR ALIVE 6』はPC/PS4/Xbox One版が販売中で、アーケード向けにも稼働している。今後の予定としては、まず次回アップデートである「v1.22」が4月中旬に配信予定とのこと。内容は、DLC「【復刻】お嬢様の休日コスチューム」「【復刻】スクールコスチューム」の追加と、バランス調整・不具合修正などとなっている。

また、4月16日には「プレミアムチケット 1枚」の販売を開始。これは追加コスチュームなどのアイテムと交換できるゲーム内通貨で、PS4版向けに現在は複数枚セットで販売されている。さらに2020年春には、追加キャラクター「たまき」や上記復刻コスチュームの追加など、V1.22相当のアップデートをアーケード版向けに配信するという。

そしてこれらの更新をもって、本作の新規DLCの配信およびバージョンアップデートを無期限休止するとのこと。理由については明らかにされておらず、当初より計画していたスケジュールに則ったものなのか、それとも何らかの事情により休止せざるを得なくなったのかは不明である。

なお本作のPS4版向けには、本日3月31日にアップデートVer.1.21aが配信開始している。内容としては今年2月にPS4版に導入された「髪色変更機能」に関するものとなっており、まず各キャラの髪型を1セットとする買い切り型に変更された。これまでは、髪型それぞれに用意された十数種類の髪色を、プレミアムチケットを使って1色ずつ購入する形式で、買いきりでもなかったが、変更後は髪型ごとのすべての髪色をまとめて購入し保有できる。当初の仕様はプレイヤーから多くの批判を浴びたため、コーエーテクモゲームスは改善を約束していた。

この機能変更に伴い、これまでに髪色変更機能を利用していたプレイヤーには消費したプレミアムチケットが返還され、髪色は初期状態に戻されている。また、プレミアムチケットで入手可能なコスチュームと髪色の数、およびコスチュームと髪色変更に利用できるプレミアムチケットの枚数を、キャラクターごとに確認できる「プレミアムチケット情報」機能を追加。加えて、購入できるプレミアムチケットの枚数の上限を、購入できる商品の必要枚数の合計に制限するよう調整がおこなわれている。

また3月30日には、プレミアムチケットの20枚・50枚セットの販売が停止されている。今回の髪色変更機能の改善およびプレミアムチケットの返還により、プレミアムチケットを大量にまとめ買いすると、プレイヤーによっては使いきれないケースが発生する可能性があるためだと思われる。2枚・10枚セットの販売は継続するとのこと。

先述したように、本作の新規DLC配信やアップデートは、4月に予定されている一連のアップデートを最後に無期限休止となる。本作は、この3月でちょうど発売1周年を迎え、これまでに約400種類という膨大な追加コンテンツが配信。現行のシーズンパス4は、今年1〜3月に配信されるコンテンツが対象となっていたため、ちょうど一区切りを迎えたタイミングだと言えるだろう。“終了”ではなくあくまで“無期限休止”であるため、将来的に再開する可能性を残しているとも受け取れるが、この点については言及されておらず不透明である。

なお、新規DLC配信・アップデート休止後も、『DEAD OR ALIVE 6』のオンライン対戦やストア、ランキングなどのサービスは、これまでどおり継続して提供するとのことだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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