コジマプロダクション、所属社員の新型コロナウイルスへの感染を報告。一時的なオフィス閉鎖や在宅勤務などを自主的に実施へ
コジマプロダクションは3月30日、同社所属の社員(40代・男性)が、新型コロナウイルスに感染していることが判明したと公表した。同社員はPCR検査を実施し、本日陽性が確認されたとのことだ。
大切なお知らせ:当社社員の新型コロナウィルス感染につきましてhttps://t.co/j1UslRkga4https://t.co/tHRLQtmzip
— KOJIMA PRODUCTIONS (@KojiPro2015) March 30, 2020
同社員は3月20日から出勤していなかったとのこと。そして行政機関からは、「本人が発熱や咳の症状が出る(発症)以前から既に出社をしていない状況であることから、オフィス内の社員は濃厚接触者に該当せず、オフィス一時閉鎖等の対応は不要」との指導を受けたという。それでも、コジマプロダクションは万全の対策を考慮し、一時的なオフィス閉鎖・消毒、全社員を対象とした在宅勤務(テレワーク)・全社員の健康管理、健康観察の徹底をおこなっていくことを表明している。また、社員並びに関係者の安全を最優先に考え、今後も行政機関等との連携を図り、感染拡大を防ぐために引き続き必要な措置をおこなっていくとしている。
新型コロナウイルスの影響は、イベントの中止・延期などの形でゲーム業界にも広がっているが、社員が感染したことが公表される例はまだ珍しい。一方、ほかの業界においては著名人の感染が報告されることもあり、誰しもが感染する可能性があることを実感させられる。手洗いやうがいの徹底や、密閉・密集空間を避けるなど、個人個人ができる範囲での対策を心がけることが求められる。
We’re joining @WHO and game studios around the world to #PlayApartTogether to flatten the curve of COVID-19. Games are a unique way to stay connected with friends and family, even if we can't be together physically. pic.twitter.com/MorVdfHc9H
— Riot Games (@riotgames) March 28, 2020
なおゲーム業界においては、Riot GamesやActivision Blizzard、Twitch、Unity TechnologiesなどがWHO世界保健機関と協力し、新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせるため、衛生ガイドラインの周知をおこなうキャンペーンを開始している。