オープンワールドゲーム開発でおなじみのAvalanche Studiosが「3分社化」。開発は3スタジオに分かれ、新作も発表

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『Just Cause』シリーズや『Rage 2』で知られるAvalanche Studios は社名をAvalanche Studios Groupに変更し、傘下3つのスタジオで制作する体制への変更を発表した。同時にスタジオの1つであるSystemic Reactionは新作に関するティザームービーを公開している。こちらは機械獣オープンワールド『Generation Zero』(関連記事)を手がけたチームが開発するとのこと。

3月25日に公開されたムービーが見せるのは30秒程度のごく短い内容だ。映し出されるのは雪の降りしきるなか、ぽっかりと開いた洞窟の入り口。画面は歩いている何者かの視界であるらしく、ゆっくりと暗い穴のそばへ近づいてゆく。その間しきりに聞こえるのは吹き荒ぶ風の音だけではない。絶え間ない銃声・爆発音・判然としない不穏な通奏低音。いよいよ内部へ突入したかと思うと、画面が暗転し“STAY TUNED”の文字が浮かび上がる。しかしその刹那、硬質な音が鳴り響き、まばゆいマズルフラッシュが一瞬だけ辺りを照らす。激しい銃撃の中でかすかに見えるのは、血液を思わせる赤い色だ。出し抜けな襲撃に呆気にとられている間に映像は幕を引いてしまう。

今回の発表について伝えた海外メディアRock, Paper, Shotgunは、Avalanche Studiosがアクションゲームの大家であることに言及しつつ、ムービー全体のおどろおどろしさから新作がホラーゲームである可能性も示唆している。同時にAvalancheが「我々の豊かなオープンワールドゲームの歴史に敬意を表している」と述べていることから、映像は狭い洞窟のみを映すものながら実際のゲームは広い世界を探索するものになるかもしれない、と推察を報じている。

ムービーが公開された新作を手がけるのは、Avalanche Studios Groupの傘下であるSystemic Reaction。2019年発売の『Generation Zero』を手がけたチームが開発を担う。同作は機械の獣と戦うオープンワールドゲームだが、山積するバグやゲームバランスの悪さなどに不満が集まり、Metacriticでのスコアは45点と振るわない結果を残した。しかしそののち多くの修正やDLCによるマップ追加などを重ね、クオリティは徐々に底上げされてきている。前作で試行錯誤を繰り返しただけに、次のリリースにはその経験値を活かした良質な作品が期待される。

公式Twitterに投稿されたSystemic Reactionのメンバー

Avalanche Studios Groupは現在、傘下にある3つのスタジオ(Avalanche / Systemic Reaction / Expansive Worlds)でいくつかのプロジェクトを進行している。広大なオープンワールドゲームの制作に定評があるだけに、同ジャンルのゲーム開発が期待されそうだ。Steamでは現在、『Just Cause』シリーズや『Rage 2』シリーズを含むグループ全体の作品をセール中のため、興味があればこの機会に触れてみるのがいいだろう。

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