『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』2020年7月2日発売決定。全DLC入り&キャサリンの新しい“理想の声”3種追加

『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』2020年7月2日発売決定。『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』はPS4/PS Vita版の全DLC入り&キャサリンの新しい“理想の声”3種追加。

「Nintendo Direct mini 2020.3.26」が3月26日に放送され、その中で『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』が2020年7月2日に発売されることが発表された。パッケージ版/ダウンロード版の販売価格は税込7678円。

『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』はアトラスより販売されるアクションパズル・アドベンチャーゲーム。『キャサリン・フルボディ』は、2011年に発売された『キャサリン』をパワーアップさせたバージョンとして、2019年2月に発売された作品。その新バージョンのNintendo Switch版が、今年7月に発売される。優柔不断な主人公ヴィンセントは、キャサリン(Katharine)という旧知の恋人がいながら、行きつけのバーで知り合った恋人と同名の金髪美女(Catherine)と関係を結んでしまう。プレイヤーは主人公ヴィンセントとして、現実世界で繰り広げられる恋愛アドベンチャーパートと、高難度な悪夢のアクションパズルパートをこなしながら、三角関係の行方を追うことになる。浮気と結婚の決断に揺れる男女の恋愛模様を描いた「アトラスの大問題作」だ。

高く積み上がったブロックを押したり引いたりしながら道を切り開いていくアクションパズルは、オリジナル版においてパズルが苦手なプレイヤーにとっては難しいゲームであったが、『キャサリン・フルボディ』では新たな難易度「セーフティ」(罠発動なし、時間制限なし、ゲームオーバーなし)やオートプレイにより、パズルが苦手なプレイヤーでも遊びやすくなっている。遊べるステージは500以上だ。物語としても、第三のキャサリンことリンが加わり、ヴィンセントの情事をさらにかき回す。ただのリマスターではなく、新展開のある新規シナリオが味わえる。天使のように純真無垢な3人目のキャサリンであるが、その正体やいかに。あわせて多数の新規アニメーションも追加されている。

Nintendo Switch版は、PS4/PS Vita版の有料DLCを全て収録(各種ボイス、ネロメガネ、ペルソナ5 プレイアブルキャラの“ジョーカー”&怪盗団スペシャル実況セット)。さらにキャサリン(Catherine)の「理想の声」全ボイスセットには、新規に「花澤香菜」「竹達彩奈」「井上麻里奈」の人気声優3人のボイスが追加され、合計14人の声優からキャサリンの声を選べるようになった。「花澤香菜」はヒーリングフラワー、「竹達彩奈」は生意気後輩、「井上麻里奈」はインテリジェンスビューティーを理想とするプレイヤー向けの声だ。さらに同作の対戦モード・協力プレイは、オンラインだけでなくコントローラーを分け合ってのおすそわけプレイにも対応するとのこと。

すでにダウンロード版のストアページは開設されており、あらかじめダウンロードは本日より開始。なお今回放送された「Nintendo Direct mini 2020.3.26」では、放送冒頭で「本映像でお伝えする発売日等の情報は、新型コロナウイルスの影響により、今後変更が生じる可能性があります」との注意書きがされていた。同作の最新情報は、公式サイトにて追っておこう。キャサリンの声として新たに追加される3人のサンプルボイスも視聴可能だ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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