アメリカンバイクで北米大陸を横断する『American Motorcycle Simulator』発表。ギャンブルで金を稼ぎ、愛車を修理しながら気ままなバイク旅

パブリッシャーのPlayWayは3月20日、『American Motorcycle Simulator』を発表した。『American Motorcycle Simulator』は、いわゆるルート66を走り、シカゴからロサンゼルスまでの2446マイルを旅するゲーム。

パブリッシャーのPlayWayは3月20日、『American Motorcycle Simulator』をPC向けに発表した。本作は、ポーランドのデベロッパーMovie Gamesが手がけるアメリカ大陸横断バイク旅ゲームだ。

https://www.youtube.com/watch?v=FTVkguz5EbU

『American Motorcycle Simulator』は、アメリカンバイクにまたがり国道66号線、いわゆるルート66を走り、シカゴからロサンゼルスまでの2446マイルを旅するゲーム。大平原から草原地帯、森林地帯、そして山岳地帯の4つの環境を貫く道路を、一人称視点もしくは三人称視点にて自慢の愛車を転がすのだ。バイクの運転は、エンジンをかけるひとつひとつの操作からシミュレートされている模様である。

長い旅の中ではバイクに不具合が発生することもあり、その場合は自ら修理しなければならない。故障したパーツを見極め、ネジ1本から外して交換する。道端に停車して修理せざるを得ないこともあるだろうが、修理工場に持ち込めば工具や交換パーツが充実しており、できることは格段に増える。またバイクのアップグレードや、見た目を変えるデコレーションの購入も可能だ。バイクのパーツは100種類以上登場するという。

ガソリンなくしてはバイク旅はできないため給油も求められる。ルート66にはガソリンスタンドが50か所以上存在。修理のできるガレージやショップもここに併設されているため、必要に応じて立ち寄りたい。そのほか、他人の車両を修理する機会もあるようだ。トレイラーでは、荒野のど真ん中で車が故障して立ち往生している女子旅グループと遭遇し、ボンネットを開けて修理してあげている。

修理用のパーツやアップグレード、給油、また食事やモーテルに泊まるにはお金がかかるため、本作にはお金を稼ぐ要素も用意されている。ひとつは、上述した他人の車両の修理による報酬だ。そのほか、沿道に存在するバーに立ち寄って、ビリヤードやダーツ、ポーカーをプレイして稼ぐことも可能。バーでは酒を飲むこともできるが、酔っぱらうと視界がぼやけるなどして賭け勝負の難易度が上がってしまうため、飲み過ぎには注意である。ほかの客と殴り合いのケンカになることもあるようだ。

ルート66の沿道には、バーやモーテルなど立ち寄れる施設が30か所以上存在。ストリップクラブにて楽しいひと時を過ごすこともできる。本作ではこのように、バイクと自らが飢えてしまわない程度にお金を稼ぎながら、アメリカ大陸を東から西へと横断する自由気ままな旅をおこなうことになる。そして太平洋を拝むことができたなら、またシカゴへと来た道を引き返すのだ。

『American Motorcycle Simulator』は、PC向けに開発中。発売時期は「Coming soon」とだけ案内されている。Steamのストアページによると、本作は日本語表示にも対応する模様である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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