『オーバーウォッチ』32番目のヒーロー「エコー」がPTRに登場。 空を飛び敵ヒーローをコピーして戦う

Blizzard Entertainmentは3月20日、PCテストサーバー(PTR)へ32番目のヒーローとなる「エコー」を追加した。エコーはダメージカテゴリーに分類され、空を飛び回り相手をコピーし戦うことができるヒーローだ。

Blizzard Entertainmentは3月20日、PCテストサーバー(PTR)へ32番目のヒーローとなる「エコー」を追加した。エコーはダメージカテゴリーに分類され、空を飛び回り相手をコピーし戦うことができるヒーローだ。

【UPDATE 2020/03/20 17:15】
タイトルの「32番目のダメージヒーロー」を「32番目のヒーロー」に訂正。

エコーはオーバーウォッチ設立当時のメンバーの1人だったシンガポール人科学者、ミナ・リャオ博士によって開発されたロボット。リャオ博士はオムニックの原型となる設計を元に、さらに進化させたロボットの開発を夢見ていた。この考えがエコー・プロジェクトの礎となり、博士は医療支援から建設作業に至るまで、さまざまな機能を学習できる「多機能汎用型ロボット」を開発したのだ。オーバーウォッチは人工知能であるエコーを運用することへ懐疑的だったが、博士は密かにエコーのプログラム内に高性能な人工知能を組み込み、観察から学習できるように設計した。エコーと博士が長い時間を一緒に過ごした結果として、博士の仕草や話し方は、生き写しのようにエコーへと引き継がれていったのだ。

優雅な見た目のエコーは意外にもダメージヒーローとして設計されている。飛行スキルと滑空スキルは高所からダメージを出したり、敵から逃げたりと多くの使い道がありそうだ。ライフが半分以下の相手に大ダメージを与える「フォーカスビーム」など、チームメイトとの連携で真価を発揮しそうなスキルもある。アルティメットアビリティ「コピー」は相手をコピーして、アビリティを使用できるユニークなスキル。エコーがコピーした相手の声真似をしてくれる点も楽しい要素だ。

トライ・ショット(メイン攻撃)
トライアングル状に同時に3発の弾を発射する。

スティッキー・ボム(サブ攻撃)
時間差で起爆する粘着性の爆弾を一斉に発射する。

フライト
前方に急上昇し、自由に飛び回る。

フォーカス・ビーム
数秒間にわたってビームを放ち、ライフが半分以下の敵に大ダメージを与える。

コピー(アルティメット)
ターゲットにした相手ヒーローをコピーし、対象のアビリティを使用する。

グライド(パッシブ)
降下中に滑空する

PTRの練習場には新機能「トレーニングパートナー」が追加された。トレーニングパートナーは練習場のスポーン地点を出てすぐ左に設置されている。任意のヒーローのボットを呼び出して、練習に使うことができるという機能となっている。エコーのアルティメットアビリティであるコピーを試すにも丁度いい設備になりそうだ。

Kaisei Hanyu
Kaisei Hanyu

映画とゲームが大好き。オブリビオンからゲーム人生が始まりました。

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