死後の世界をさまよう透視ADV『I AM DEAD』発表。故郷の島を救うため、物や人の心を覗き見る

パブリッシャーのAnnapurna Interactiveは3月18日、『I AM DEAD』をPC/Nintendo Switch向けに発表した。2020年発売予定で、Nintendo Switch版先行発売となる。

パブリッシャーのAnnapurna Interactiveは3月18日、『I AM DEAD』をPC/Nintendo Switch向けに発表した。2020年発売予定で、Nintendo Switch版先行発売となる。本作は、『ホホクム』のRichard Hogg氏と『Wilmot’s Warehouse』のHollow Pondsが共同開発するパズルアドベンチャーゲームだ。なおインディーゲームを紹介する任天堂の公式アカウントIndie Worldは 、『I Am Dead』は日本でも2020年配信されると告知している。

『I AM DEAD』は、死後の世界を舞台にする作品である。主人公は、シェルマーストンという小さな島の博物館館長を務めていたモリス・ラプトン。この世を去ったばかりの彼は、シェルマーストン島が火山の噴火によって崩壊寸前であることを知り、あの世で再開した愛犬スパーキーと共に噴火を食い止めようと、島に隠された古代の謎の解明を目指す。

シェルマーストン島には大勢の島民の幽霊がさまよっており、モリスとスパーキーは彼らを探しに行く。行方の分からない幽霊を見つけるためには、その島民が生きていた時に過ごしていた場所を訪れ、その人物をよく知る人々の記憶に入り込み、そしてその島民の人生の物語に触れるのだ。

本作にて主人公のモリスは、超自然的な能力を獲得。これを使うことで、X線のような形で建物や物の中を覗き込むことが可能。さらに、物に込められた想いや、人の心の中や思い出までも透視することができ、この能力を駆使して故郷であるシェルマーストン島を守るという使命を果たすことを目指す。

ゲームを進める中では、島の歴史や言い伝えに関する物語が次々と明らかになり、また興味深い島の住人や島外からやって来た人々も続々登場。島に観光に訪れた鳥のフィンチ、魚人間たち、マナティーのような姿の動物モレロスなど、カラフルでポップな島に負けないほど個性的なキャラクターたち出会う。その中では、かつて火山を鎮めた存在として語り継がれている「アギーの伝説」にも触れることになるという。

『I AM DEAD』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2020年発売予定。トレイラーでは「Coming soon」とされており、そう遠くない時期に発売されそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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