米国任天堂は3月18日、Nintendo Switch向け新作インディーゲームを紹介する「Indie World Showcase」を放送。この中で、Q-Gamesが手がける『PixelJunk Eden 2』を発表した。本作は、2008年にPS3向けに発売され、のちにPC版もリリースされたアクションゲーム『PixelJunk Eden』の続編だ。
本作にてプレイヤーはグリンプスと呼ばれるエデンの住人となり、この世界の再活性化を目指してさまざまな環境のガーデンを冒険する。グリンプスは、ジャンプしたりシルクワイヤーを駆使したスイングやスピンなどで自由に移動可能。ポレン(花粉)を集めて種から新たな葉を発芽させ、花を咲かせながらガーデンを開拓し、そしてエデンの各地に散らばった生命の源であるスペクトラを集めていくのだ。幻想的なビジュアルで描かれるガーデンは、プレイヤーのアクションに応じてリアルタイムに生成されていくという。
ゲームを進める中では、新たな能力を持つグリンプスがアンロックされ、ゲームプレイの幅が広がっていく。また、さまざまな種類のスパイスも登場。ポレンの収集を効率化させたり、ガーデンの開拓に役立てたり、また驚くような形で世界を変化させることも可能になるとのこと。なお、本作ではシングルプレイに加え、ローカルでの2人協力プレイにも対応する。
*『PixelJunk Eden 2』の紹介は13分あたりから。
前作『PixelJunk Eden』は、マルチメディアアーティストBaiyon氏が手がけるサウンドとグラフィックを融合させたオーガニックな世界観のゲームプレイを特徴とし、Q-Gamesとのコラボレーションにて制作。Baiyon氏はその後、同社にクリエイティブプロデューサーとして加わり、後継作とも言える『Eden Obscura』を手がけ、そして今回『PixelJunk Eden 2』を発表した形だ。
『PixelJunk Eden 2』は、Nintendo Switch向けに2020年夏発売予定。本稿執筆時点ではQ-Gamesからの発表はなく、ほかのプラットフォームでもリリースするのか、また国内発売についても不明である。ただ、米国任天堂公式サイトによると、本作は日本語にも対応予定とのこと。なにより、Q-Gamesは日本の京都に拠点を置くデベロッパーであるため、日本でのリリースも期待できるだろう。同社からの発表を待ちたい。
【UPDATE 2020/3/18 8:30】
洗練されたサウンドと有機的なグラフィックが一体となった、植物の世界が舞台の“オーガニック”アクションゲーム『PixelJunk Eden 2』は日本でも2020年夏の配信です。 #IndieWorld pic.twitter.com/4Z2kT3TiK8
— Indie World(インディーワールド) (@IndieWorldJP) March 17, 2020
インディーゲームを紹介する任天堂の公式アカウントIndie Worldは、『PixelJunk Eden 2』は日本でも2020年夏の配信されると告知している。