Nintendo Switchなどの大規模なネットワークに接続障害発生中。5時間経過も復旧せず過去最大級のダウンに


Nintendo Switchなどのネットワークサービス全般において、障害が発生しているようだ。ニンテンドーeショップなどストアはもちろん、対戦や協力などオンラインゲームプレイに関しても障害が及んでいる。フレンドなどの状態については確認できるものの、任天堂プラットフォームにおけるオンライン機能が広い範囲に渡り利用できない状態となっている。この障害は全世界規模のもの。北米や欧米においてもNintendo Switchのネットワーク機能は利用できない。

これらの障害は3月17日17時56分頃に発生したと任天堂は報告している。5時間30分が経過した3月17日22時26分現在、依然として障害が続いている状態だ。Twitterアカウントを通じて「現在も復旧作業を進めておりますが、解決には時間を要する見込みです。」と告知している。

任天堂のネットワークにおいては、定期的なメンテンスによるダウンが実施されているほか、節目節目で突発的なネットワーク障害が発生している。ソフト購入機能やダウンロード番号など利用における障害も発生しているが、今回のような大規模なネットワークエラーが発生する時もある。

もっとも記憶に新しいのは、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』においてDLCファイター「ジョーカー」が配信された時のサーバーダウンだろう。DLCファイター第一弾、そして人気タイトル『ペルソナ5』の「ジョーカー」が追加されるということで、大量のユーザーがニンテンドーeショップに殺到。ストアがダウンすることとなった。こちらは明確な復旧宣言はなされなかったものの、障害が発生してから5時間49分後に「順次利用できるようになっている」と告知している。ネットワーク全般が利用できず、さらに5時間30分が経過しても復旧しない今回は、深刻であることを伺わせる。

任天堂は3月18日2時より、Nintendo Switchにて発売されるインディーゲームを紹介するプログラムIndie World Showcaseを放映予定。同プログラム内では、発表即配信といったタイトルが用意される可能性もあるだろう。また3月20日に発売予定の『あつまれ どうぶつの森』のダウンロード版の購入ができない状態でもある。「解決には時間を要する」と述べられているとおり、さらに時間がかかるかと思われるが、なんとかIndie World Showcaseまでに復旧されることが望まれるところ。