世界最大級のゲームイベント「E3 2020」開催中止。新型コロナウイルスの影響、出展予定各社はオンラインイベントを模索へ

アメリカのゲーム業界団体Entertainment Software Associationは3月12日、世界最大級のゲームイベント「E3 2020」の開催を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、ゲームファンや業界の従業員、出展社、そしてE3のパートナー全員の健康と安全について熟慮した結果、こうした決断に至ったとのこと。なお、出展・来場予定者に対しては、返金などについて直接案内するとしている。

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E3 2020は、6月9日から11日にかけてアメリカ・ロサンゼルスのコンベンションセンターにて開催予定だった。今年は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが昨年に続き不参加を表明したほか、例年E3 Coliseumのプロデューサーを務めたGeoff Keighley氏も参加を見送り。早くから自社イベントに切り替えているメーカーもおり、イベントのあり方を問われる側面もあったが、ESAは会場での体験を盛り上げる施策を打ち出していた。

しかし、世界中で感染拡大が続く新型コロナウイルスの終息はいまのところ見えてこず、世界保健機関WHOは3月12日、現時点でパンデミック(世界的流行)の状況にあるとの声明を発表している。先日にはゲーム開発者イベントGDCの開催が延期され、ちょうど昨日には日本のBitSummitも5月の開催を見送ることとなり、影響が広がっているところである。E3は6月の開催が予定されていたため、まだ少し先の話ではあるが、これだけのイベントになると早い段階で決断をおこなわないと、関係各社に大きな負担を強いることになるため、このタイミングでの発表となったのだろう。

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今年は、年末に次世代コンソールのローンチが予定されていることもあり、マイクロソフトはE3にてXbox Series Xの続報を届けるとしていた。同社Xbox事業担当責任者Phil Spencer氏はE3 2020の中止を受け、独自のデジタルイベントを実施すると表明。ゲーム業界に限らず、ライブ配信を通じた発表会をおこなう例が増えており、これに倣った形だろう。開催日時など詳細は数週間以内に発表するとのことだ。そのほか、Ubisoftもオンラインを通じたイベントを模索していると発表。例年実施していた現地でのプレスカンファレンスはおこなわないということだろう。

ESAもまた、メーカー各社からの発表をオンラインを通じて体験できるようなイベントを、E3が予定されていた6月に実施することを模索しているとのこと。こちらも後日発表するとのことだ。

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