『ディビジョン2』シーズン1は本日10日開幕。NYとDCでローグエージェントを追う「マンハント」で、EMPスティッキーボムを獲得せよ

『ディビジョン2』シーズン1「シャドウタイド」は本日10日開幕。NYとDCでローグエージェントたちを追うマンハントキャンペーンで、EMPスティッキーボムを獲得せよ。

【UPDATE 2020/03/10 20:24】
『ディビジョン2』のメンテナンスが終了し、シーズン1が幕を開けた。

【原文 2020/3/10 13:00】
Ubisoftは3月10日、『ディビジョン2』の新たなメンテナンス・スケジュールを公開した。メンテナンス期間は、日本時間3月10日17時30分(太平洋時間3月10日0時30分)から3時間ほどを予定。同メンテナンスでは、コントロールポイントの報酬として新装備セットの設計図を取得できない不具合が解消される。またゲーム内のカウントダウンによると、同日16時ごろにシーズン1「シャドウタイド」が開幕する見込みとなっている。メンテナンス時間と重なるため、実質上のシーズン開幕はメンテナンス終了後の10日夜(20時30分ごろ)になりそうだ。
【UPDATE 2020/03/10 19:10】太平洋夏時間ではなく太平洋標準時間換算でのメンテナンス期間であったため、日本時間の記載を訂正。

『ディビジョン2』におけるシーズンは、1シーズン12週間単位で開催される。参加条件は、先日配信された有料大型拡張コンテンツ「ウォーロード オブ ニューヨーク」(以下、WoNY)のストーリーを終え、レベル40に到達することだ。シーズン1は、ニューヨークとDCに潜む合計5人のローグエージェントを排除するマンハントキャンペーン、ゲームプレイを変化させる3つのグローバルイベント、ウィークリーチャレンジに挑む4つのリーグ、そして衣料品イベント(アーバンジャングル)から成り立つ。

開幕初週には、マンハントの最初のターゲットであるネプチューンを追うことに。ウェストDCで特定のアクティビティをこなすことでターゲットの位置を特定し、排除に向かう。同期間中には、全アクティビティを対象としたXP2倍ボーナスも適用されるとのこと。XP2倍ボーナスの適用は、エージェントのSHDレベルとシーズンレベルの両方が対象となる。なおマンハントの最終ターゲット(ジュピター、本名モリー・ヘンダーソン)には、そのほか4人のターゲットを排除することで挑めるようになる。補佐官4人を排除してアーロン・キーナーの居場所を特定する「WoNY」に似た構造だ。そして最終ターゲットを倒すと、新しいスキル「EMP Sticky Bomb」を獲得できる。シーズン終了後は、新スキルを入手する別の方法が用意されるとのこと。

初週のコンテンツであるネプチューン以降のシーズン内容は以下のとおり:

マンハント ターゲット:ネプチューン。本名チャドウィック・ブランドン、元航空エンジニア。
ウェストサイドリーグ:ウェストDCでターゲット・ネプチューンとその仲間の計画を阻止する。
グローバルイベント 極性スイッチ:全てのエージェントの銃器と敵にプラスかマイナスの極性が帯電。同じ極性の敵と交戦すれば、大きなダメージを与えられる(最大スタック5)。異なる極性の敵を攻撃するとペナルティ。エージェントの極性はリロード時・武器交換時に変換。どうしても敵の極性を変えたい場合は近接攻撃を仕掛けよう。

マンハント ターゲット:ヴィーナス。本名ルーシー・アンダース、一流の狙撃手。
衣料品イベント アーバンジャングル:衣料品キーを獲得するかプレミアムクレジットで購入してイベント衣料品キャッシュを開封。イベント終了前に全てのイベント衣料品を集めれば限定報酬を獲得可能。
ノースイーストリーグ:ノースイーストDCでターゲット・ヴィーナスとその仲間の計画を阻止する。

マンハント ターゲット:サターン。本名メアリー・マスターズ、後方支援を担当する兵士
ホームリーグ:ニューヨークでターゲット・サターンとその仲間の計画を阻止する
グローバルイベント 蘇生:新たな技術により、一度死亡した敵が蘇生する。この蘇生を止めるには、ヘッドショットで脳の活動を直接断ち切るしかない。

マンハント ターゲット:マーキュリー。本名ライアン・チャン、囚人に対し拷問や処刑を行っていたローグ
ヒルリーグ:サウスDCでターゲット・マーキュリーとその仲間の計画を阻止する。
グローバルイベント ガーディアン:実験的な防衛テクノロジーが街中に出回った結果、全ての勢力がそれで武装したようだ。

シーズン期間中にゲームを遊んでシーズンレベルを上げると、最大100レベル分の報酬をアンロックできる。無料報酬と有料のプレミアム報酬の2種類があるが、シーズン1に限り「WoNY」所有者であれば追加課金不要でプレミアム報酬にアクセスできる。報酬内容には新装備セットのストライカーやシステムコラプションセット、エキゾチック装備のコヨーテマスク、名前付き武器も含まれる。またシーズンレベル報酬とは別途、リーグとグローバルイベントの個別報酬として限定バックパックトロフィーも得られるようになっている。シーズン詳細はゲーム内メニューの「シーズン」タブより確認可能だ。

「WoNY」配信後は、複数回のメンテナンスを経て多岐にわたる不具合が修正されてきた。コミュニティリーダーNPCと会話できない進行不可バグ、ECHOとインタラクトできない問題、ウォーハウンドが空を飛んだりと挙動がおかしくなる現象、レベルアップ時にスペシャリゼーションのタレントポイントが付与されない問題など。そのほかダークゾーンにおける戦利品ドロップ品質のバランス調整や、射撃練習を使った経験値稼ぎ防止(射撃練習失敗時の獲得XP下方修正)といった調整も施されている。

ただ、現在『ディビジョン2』コミュニティ内で議論の的となっているのは、敵のバレットスポンジ化についてである。タイトルアップデート8適用以降、敵を倒すのにかかる時間が大幅に上昇していることから、そうした変化を受け入れるプレイヤーと、やりすぎだと主張するプレイヤーとで意見が分かれている。『ディビジョン2』のゲーム本編発売前に開発陣は、バレットスポンジ問題を解消すると語っており(GamesRader+)、現に敵をキルするのに必要な時間(TTK)は短縮されていた。そうした発言に反して、このたびTTKが大幅に上昇したほか、プレイヤー側の生存能力が低下。現在のバランスが開発陣の想定範囲内なのか、今後のアップデートや今週の開発者ライブストリームでの発言に注目が集まるところである。

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Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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