インディースタジオのEasy Day Studiosは3月4日、スケボーゲーム『Skater XL』のPlayStation 4版を発表した。本作は現在Steamにて早期アクセス販売中で、正式リリースに合わせてコンソール版の発売も計画。これまでにはNintendo Switch/Xbox One版の発売も決定しており、同スタジオは本格的なスケボーゲームとして、すべての主要プラットフォームでリリースされる10年ぶりの作品になるだろうとしている。
なおコンソール版の日本での発売について、同スタジオのPR担当に弊誌が問い合わせたところ、現時点では発表できるものはないとのこと。ただ、今年開催予定の東京オリンピックではスケボーが初めて競技種目として採用されることもあり、同スタジオとしては日本のスケボーファンに本作を届けたい気持ちを持っているそうだ。続報に期待したいところである。
先述した“10年ぶり”というのは、EAの『Skate 3』以来ということを指しているようだ。熱心なスケボーゲームファンが、同シリーズの復活を望んでいる。そうした状況を開発元Easy Day Studiosは鑑みつつ、現代におけるスケボーゲームをいちから制作するとどのような姿になるのか模索し続けてきたという。そして2018年に本作『Skater XL』を発表。Steamにて早期アクセス販売をおこないながら開発を進めている。
本作は、『Skate』シリーズのようにアナログスティックを使った操作を採用し、物理演算に基づくリアルなスケボーアクションを楽しめる作品だ。左右のスティックがキャラクターの左右の足に対応しており、右スティックだけでトリック操作した『Skate』と比べると複雑だが、より直感的な操作であるとも言える。マップには実在のスケボースポットを再現しており、現時点ではアメリカのサンタモニカ・コートハウスとエンシニータス・スケートパークを収録。キャラクターカスタマイズやリプレイエディタも用意し、アップデートにてトリックを追加したり、キャラクターの挙動の改善を続けている。
『Skater XL』は、現在Steamにて早期アクセス販売中。正式リリース時期については明らかにされていないが、今回発表されたPS4版を含めコンソール版は「Coming soon」であると案内されている。国内発売の有無を含め、続報に注目したい。