キュートの縦スクSTG『ギンガフォース』と横スクSTG『ナツキクロニクル』、PS4/Steam版が同時発表

 

有限会社キュートは2月27日、シューティングゲーム『ギンガフォース』および『ナツキクロニクル』のPlayStation 4/PC(Steam)版を発表した。共に2020年後半までに発売予定。なお、Steam版はRising Star Gamesが販売を担当する。

*海外向けトレイラー

『ギンガフォース』は、もともとXbox 360向けに2013年に発売された縦スクロール・シューティングゲームで、7年の時を経てPS4/PC向けに移植される。舞台となるのは、地球型にテラフォーミングされた7番目の開拓惑星セブンティア。プレイヤーは警備会社MSSに所属する新人パイロットであるアレックスとして任務をこなす。ほかにも個性的なキャラクターがさまざま登場し、ストーリーモードではフルボイスで物語が展開しながら、シームレスにステージが進行していく。また、スコアアタックモードも用意され、オンラインランキングに対応する。

ステージは10種類以上を収録し、出撃前には自機のカスタマイズが可能。本作はそのカスタマイズ性の高さが特徴のひとつで、ステージでのプレイ内容に応じて新たな装備アイテムがアンロック。そして、貯めたCR(研究開発費)にて購入すると装備可能となる。豊富に用意されたメインウェポン・サブウェポン・スペシャルウェポンなどを、ステージやプレイスタイルに合わせて換装しながら、各ステージの最後に待つ巨大メカに挑むのだ。
『ナツキクロニクル』は、『ギンガフォース』と世界観を同じくする横スクロール・シューティングゲームだ。2019年12月にXbox One版が先行して発売されている。フルボイスでストーリーが展開するクロニクルモードでは、『ギンガフォース』でのストーリーの裏で孤軍奮闘していた、MSS即応連隊RDFに配属された女性パイロットであるナツキ・スギウラの物語を追う。また、セリフなどの演出が可能な限り省略されたアーケードモードも用意され、オンラインランキングに対応する。

自機のカスタマイズシステムは本作にも受け継がれており、ゲームプレイにて特定の条件を満たしてメインウェポン・サブウェポン・スペシャルウェポンをアンロックし、CRにて購入する。アンロック可能な装備は豊富に用意されているため、繰り返しプレイするモチベーションになることだろう。なお、カスタマイズ画面のないアーケードモードでは、装備はステージ内に出現するパワーアップアイテムを獲得して変更する形となる。

このほか新たな要素として、弾道表示機能が搭載。これは敵が攻撃してきた際に、その弾が進む軌道を赤いラインで可視化できる機能だ。すべての弾道を表示するか、脅威度の高い敵弾の軌道だけを表示するかを選択可能。もちろん非表示にもできる。

*海外向けトレイラー

『ギンガフォース』と『ナツキクロニクル』は、これまでXboxプラットフォームのみでプレイ可能だったが、ついにPS4/PC向けにも展開される。開発元キュートは、『ギンガフォース』の前作にあたる『ESCHATOS(エスカトス)』についても、2015年にSteam向けに移植・配信開始しており、これで同社のすべてのシューティングゲームがSteamに集まる形となる。PS4/PC版『ギンガフォース』と『ナツキクロニクル』の発売日および価格などの詳細は、決定次第発表するとのことだ。