ハチャメチャお料理シム『Cooking Simulator』ゲーム内に『SUPERHOT』とのコラボモードが登場。時間が止まりし世界でレッツクッキング

 

パブリッシャーのPlayWay S.A.は2月26日、クッキングゲーム『Cooking Simulator』にてスタイリッシュFPS『SUPERHOT』とのコラボモードを実装したことを発表した。この度『SUPERHOT』のリリース4周年を記念して、同作の制作チームと『Cooking Simulator』開発チームがタッグを組むことに。そして今回、そうしたコラボの一環としてクッキングとスローモーションを組み合わせた愉快なモードが生み出されたようだ。

最新のアップデートにて今回新たなモードが追加された『Cooking Simulator』は、お料理シミュレーションゲームだ。レストランのキッチンを舞台にプレイヤーは、お客さんからのオーダーに沿って料理の作成に取り掛かる。80以上のレシピと豊富に取り揃えられた食材や調理器具を活用しつつ、お客さんの舌を唸らせる料理を提供していくのだ。

そんな『Cooking Simulator』では、お料理シミュレーションゲームとして凄腕シェフを目指せる一方、料理人として失格レベルのプレイも可能。キッチンでダンボールを燃やしたり包丁でダーツをしたり、ハチャメチャな要素も同作の魅力のひとつだ。また、リアルな物理演算やシビアな操作性が引き起こす思いがけないトラブルも含めて楽しめる作品と言えるだろう。今回実装された『SUPERHOT』とのコラボモードは、『Cooking Simulator』におけるキッチンに『SUPERHOT』の世界観やシステムを取り入れた内容となっている。キッチンの内装は白を基調とした無機質な空間に。また食材や調味器具などがローポリ化。くわえてゲームプレイについては、「自分が動くときだけ、時間が進む」仕様のモードとなっている。同モードでは調理の最中に謎の赤い男が出現。料理の完成に必要な食材は、全てこの男が投げてくる。時間を操作、そして食材をうまくキャッチし、料理を完成させるのだ。

前述したように今回のコラボモードにおける仕様や特徴はすべて『SUPERHOT』から取り込まれている。同作でプレイヤーは、自分が動いたときだけ時が進む世界で、赤い男と銃撃・近接戦闘を繰り広げる。また、ローポリゴンかつどこか無機質な独特なグラフィックも特徴のひとつだろう。そしてコラボモードでは、これらの要素と『Cooking Simulator』のリアルな調理プレイが合体しているというわけだ。本格お料理シミュレーターながらも、破天荒な要素も散りばめられている『Cooking Simulator』。先鋭的なゲームシステムとスタイリッシュな見た目が光るFPS『SUPERHOT』。どちらもユニークさが際立つ作品ということもあり、両作の特徴が融合した今回のコラボモードにおいては、非常にユニークなゲームプレイが楽しめることだろう。

なおコラボの一環として、両作を一挙に楽しめるバンドルセットの販売もSteamにて実施されている。価格は2063円。またセール価格につき3月3日まで『SUPERHOT』が60%オフの992円、『Cooking Simulator』が30%オフの1435円で購入可能だ。気になっていた方は、この機会に個性的な両タイトルに触れてみてはいかがだろうか。