スパイク・チュンソフトは2月25日、『インディヴィジブル 闇を祓う魂たち』をPlayStation 4/Nintendo Switch向けに発表した。2020年夏に発売する。本作は、対戦格闘ゲーム『スカルガールズ』で知られるアメリカのインディースタジオLab Zero Gamesが開発した探索型アクションRPGだ。
本作は、Steamおよび海外コンソール向けには昨年発売されており、すでに日本語表示にも対応していたが、今回の国内発売に合わせてスパイク・チュンソフトが日本語テキストの監修を実施。さらに、豪華声優陣による日本語ボイスも収録するとのこと。
*海外版トレイラー
『インディヴィジブル』の主人公は、人里離れたアシュワット村で父親と暮らすアジュナ。父から格闘術を学びながら育った、快活であり直情的で短気な側面も持つ少女だ。ある日、ラバナバー軍に村を襲撃され、父親が致命傷を負う事件が発生。軍の司令官ダールと対峙するアジュナだったが、突然彼女に不思議な力が覚醒し、ダールを自らの心の中に取り込んでしまう。そして、父の復讐を望むアジュナと、彼女の身柄を国に届けたいダールの利害が一致。また、この能力の正体を突き止めるため、アジュナらはラバナバーへの旅を始める。
本作にてプレイヤーはアジュナを操作し、手描きビジュアルの美しいフィールドを横スクロールアクションで探索。フィールドには危険な地形やギミックが存在し、彼女の持ち前の身体能力と、道中で入手できる道具を使って乗り越えていくのだ。当初は行けなかった場所も、道具やアビリティの獲得により道が拓けていく。そして敵と接触すると、最大4人パーティでのバトルに移行。各ボタンにパーティメンバーそれぞれのアクションが割り当てられており、ボタンと左スティックの組み合わせで戦う。
アジュナは、旅を続ける中で20名以上のキャラクターと出会い、仲間として心の中に取り込んでいくことに。バトルではそうしたキャラクターたちを解き放ち、パーティを組むことになる。それぞれのキャラクターには個性的な技が存在し、浮かせ技や範囲攻撃、体力回復、能力増強など多彩なアクションが可能なほか、得意とする戦い方も異なる。パーティ編成によって、さまざまな戦術やコンボを楽しむことができるだろう。
もちろん、アジュナ自身もパーティメンバーのひとり。彼女は攻撃力・体力・速さのバランスが良い万能型で、序盤は素手で戦うが、武器を手に入れることで攻撃パターンが増えていく。
冒頭で触れたように、今回発表された日本語版には日本語ボイスも収録予定。主要キャストとしては、加隈亜衣・金元寿子・久保ユリカ・國立幸・小清水亜美・小西克幸・田中敦子・野澤英義・野水伊織・朴璐美・日笠陽子・細谷佳正・望月英・若本規夫さんらが名を連ねている。
また、オープニング映像はアニメーションスタジオのTRIGGERとTitmouseが共同制作したことで、海外発売時には話題となった(上の映像)。アニメーションキャラデザイン・作画監督・絵コンテ(共同)・演出はTRIGGERの吉成曜氏が担当し、楽曲は『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』などで知られる菊田裕樹氏が手がけた。
『インディヴィジブル 闇を祓う魂たち』は、PS4/Nintendo Switch向けに2020年夏発売予定。価格は現時点では未定となっている。