破壊と疾走の『Dangerous Driving 2』発表。『Burnout』シリーズ開発陣が手がけるレースゲームはオープンワールドに
イギリスのデベロッパーThree Fields Entertainmentは2月20日、『Dangerous Driving 2』の発売を予定していることを同社公式サイトにて明かした。本作は、昨年発売された破壊レースゲーム『Dangerous Driving』の続編として、2020年のホリデーシーズンにリリースする予定だという。対応予定プラットフォームはPS4/ Nintendo Switch/Xbox One/PCとのこと。
『Dangerous Driving』は、2019年に海外PS4/Xbox One /PC(Epic Gamesストア) 向けに発売された車両破壊レースゲーム。制作には『Burnout』シリーズの開発元Criterion Gamesの元スタッフが携わっており、同シリーズのスピリットを受け継ぐ作品としてリリースされた 。そしてこの度、その続編がアナウンスされた形となる。
*第1作目のローンチトレイラー
『Dangerous Driving 2』では、クローズドなコースでの走行が主だった1作目とは一転、ダイナミックなオープンワールドが舞台となるようだ。フィールド内には、要素のひとつとしてAIとの対戦イベントなどが用意されているという。またフリードライビングなるモードも実装されるようで、そこではクルーズへの参加も出来るようだ。さらに、シリーズ初となる画面分割によるマルチプレイも搭載するとのこと。本作ではオンラインプレイヤーのみならず、隣にいるプレイヤーとも、ワールドの探索を楽しめるようだ。
『Dangerous Driving』シリーズの開発を手がけるThree Fields Entertainmentは、『Burnout』シリーズの元開発者らによって設立されたスタジオ。『Burnout』の生みの親Alex Ward氏を中心に構成されている。その影響は『Dangerous Driving』の随所に見られ、ド派手なクラッシュ表現や敵者のテイクダウン、ニトロ全開なハイスピード走行など、まさに『Burnout』の精神的後継作と呼ぶに相応しい内容となっていた。今回発表された『Dangerous Driving 2』においても、そのスピリットは引き継がれることだろう。
また公式サイトには開発者によるロードマップも公開されており、そのなかではクロスプレイの実現を計画に含んでいることが述べられている。またEpic Gamesとの協力により、物理の挙動面や破壊表現がパワーアップしたことについても触れられており、続編においてはこうしたビジョンや成果が反映されていることにも期待したい。
ちなみに『Dangerous Driving 2』については、今年2月27日から3月1日にかけてボストンで開催予定のゲームイベントPAX East 2020にて、プレイアブル展示をおこなう予定とのこと。開発元は、オープンワールドやオンラインプレイなどについての詳細を近いうちに発表するとも述べており、出展のタイミングで何らかの新情報が明かされるのかもしれない。
なお『Dangerous Driving』は現在、PCおよび海外PS4/Xbox One向けに発売中。国内での購入については、Epic GamesストアまたはMicrosoftストアからダウンロード購入可能だ。