『ディシディアファイナルファンタジー』次回で大型アプデとDLC配信終了へ。さまざまな事情で終わるが、サービスは今後も継続

スクウェア・エニックスは2月18日、生放送番組「DFFアーケード&NT合同公式生放送 ~2月アップデート特集~」を実施。その中で2月20日の大型アップデートをもって、『ディシディアファイナルファンタジー(以下、ディシディアFF)』の大型アップデートを終了すると発表した。

スクウェア・エニックスは2月18日、生放送番組「DFFアーケード&NT合同公式生放送 ~2月アップデート特集~」を実施。その中で2月20日の大型アップデートをもって、『ディシディアファイナルファンタジー(以下、ディシディアFF)』の大型アップデートを終了すると発表した。PlayStation 4およびSteam版の『ディシディアファイナルファンタジーNT(以下、ディシディアFFNT)』についても、次回の3月5日配信分が最後のDLCとなる。

番組内で、『ディシディアFF』のディレクターである鯨岡武生氏、そして、プロデューサーである間一郎氏は、「過去作に登場したキャラクターを登場させる企画・構想があり、全て出し切れなかった部分は悔いが残るものの、さまざまな事情により、今回の発表に至った」と、今回の経緯について明かした。番組内で発表したことについては、「稼働前の段階から放送を介して開発してきた事もあり、紙ベースでの発表も考えたが、これまでの4年弱に渡る感謝と誠意を込めて番組内での発表に至った」と伝えている。そして、「アップデートは終了するものの、サービスは引き続き継続していくので楽しんでもらえると嬉しい」と、ユーザーにメッセージを送っている。なお、アップデート終了に伴い、続編への期待が高まるところだったが、現状、続編制作の予定はないとのことだ。

大型アップデートは次回分で終了となるが、サービス自体は今後も継続され、過度なゲームバランスや不具合が見つかった場合のフォローアップデートは引き続き行っていくとのことなので、プレイ中のユーザーは安心できたのではないだろうか。

最後となる大型アップデートは、2キャラの3rdフォームと5thウェポンが追加となる。『ファイナルファンタジーⅡ』から参戦している皇帝には、3rdフォーム「地獄より甦りし者」と5thウェポン「カルマロッド」が追加。『ファイナルファンタジーⅢ』から参戦している暗闇の雲には、3rdフォーム「無に還す者」と5thウェポン「絶夢の魔手」が追加される。アップデート日は、ディシディアFFは2月20日、ディシディアFFNTが3月5日の配信を予定している。

なお、今後『ディシディアFF』をプレイするにあたっては、番組内で公開された下記内容も留意しておきたい。

 

・公式プレイヤーズサイト「SANCTUARIUM」は引き続き利用可能。『ディシディアFF』から『ディシディアFFNT』へのデータ連動機能も利用可。※プレミアム会員は有料

・神々の闘争は2月20日から3月5日に実施される「神々の闘争 再編 第12節」が最終イベントとなる。以降、神々の闘争の報酬でしか入手できない称号・アイコンは今後入手不可。また、マイスター称号が入手できるのは4月末まで。

・アーケード『シアトリズム ファイナルファンタジー オールスターカーニバル』とのコラボイベント「シアトでディシディアBGMゲットキャンペーン!」は4月24日~4月30日週をもって終了。

・iOS/Android『DFFオペラオムニア』の「DISSIDIAポイント」を受け取る機能は次回アップデート(2月末予定)以降に終了となる。

・「SANCTUARIUM」のショップで誤って購入したアイテムのギル返還など、ゲームデータに関連する問い合わせについて、2月26日以降は詳細な調査・対応が一部不可となる。

 

また、現在開催されている「闘神祭2020」の店舗予選は引き続き進行し、5月には決勝大会が開催されるようだ。大型アップデートの終了は悔やまれるが、引き続き白熱した対戦で大いに盛り上がることを期待したい。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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