『State of Decay 2』Steam版が3月14日発売へ。DLC3種がセットになった完全版オープンワールド・ゾンビサバイバルゲーム


マイクロソフト傘下のデベロッパーUndead Labsは2月14日、『State of Decay 2: Juggernaut Edition』を現地時間3月13日(日本時間3月14日)に発売することを発表した。対応プラットフォームは海外Xbox One/Windows 10(Xbox Game Pass)およびSteam。日本語は非対応。Steamストアでの販売価格は3090円となっている。またSteam版を含め、クロスプラットフォームプレイに対応している。

『State of Decay 2』は2018年5月、海外Xbox One/Windows 10向けに発売された最大4人Co-op対応の三人称視点オープンワールド・ゾンビサバイバルゲーム。このたび新たにSteamでも販売される運びとなった。開発陣が「State of Decay 2.5」と謳う「Juggernaut Edition」は、ゲーム本編やこれまでに配信されたDLC、そして新たなコンテンツがセットになっており、新規プレイヤーとベテランプレイヤーの両方に訴求するバージョンとなっている。新規コンテンツに関しては、既に『State of Decay 2』を所有しているプレイヤーには無料アップデートとして提供される。

同作はゾンビアポカリプス発生後の世界を舞台としたシリーズ最新作。プレイヤーは、ゾンビだらけになった広大な世界にて、人間社会の再構築を目指す。個人と拠点の両方を管理し、物資調達と人材勧誘に奔走するゲームの土台部分は前作『State of Decay』を踏襲しつつ、新たに最大4人のオンライン協力プレイに対応(もちろんソロプレイも可)。プレイ可能なマップ数が増えたほか、マルチエンドによるリプレイ性もあり。クエストやアイテム配置のプロシージャル生成技術の強化によって、何が起きるのか分からないサバイバル生活感が増した。

ゲームプレイの基本は、マップ探索と拠点の構築・管理。さまざまな種類のゾンビがうごめく町中で食料や弾薬、薬品といった資源を調達し、拠点に持ち帰る。生存者からの無線を受信することもあり、彼らのクエストをこなしていくと、自分の拠点に引き入れることができる。キャラクターによって性格やスキルは異なる。仲間を増やし、適材適所の人材配置によって拠点の強化や戦闘要員の補強など、コミュニティとしての生存力を高めていく。ただし仲間同士の相性が悪ければトラブルが起きることもあり、場合によっては拠点から追放したり、わざと死亡させたりといった行動を取ることも可能。なお一度死んだキャラクターは戻ってこないパーマデス制を採用している。

今回発売される「Juggernaut Edition」では、太平洋岸北西部風の新オープンワールドマップ「Providence Ridge」、技術とタイミングが問われる新しいヘビー近接武器、新天候エフェクト、1時間分の新サウンドトラックを追加。そのほかグラフィックのリマスター(光源処理改善や群葉表示最適化)オーディオやUIの改善、操作方法の改良(回避とステルスのボタン分離)、チュートリアル後の学習過程の見直し、全ゲームモード(DLC3種)のアンロックなど、本作の完全版というべきコンテンツ内容となっている。

「Juggernaut Edition」でアンロックされるDLCは、これまでに配信された「Independence Pack」「Daybreak Pack」「Heartland」の3種。「Independence Pack」は車両3種、焼夷系長距離武器2種、近接武器3種などの車両・武器コンテンツを追加するDLC。「Daybreak Pack」は最大4人Co-op対応の拠点防衛モードを追加するDLCで、「Heartland」は前作のマップ「Trumbull Valley」が舞台のストーリーDLC。新種の敵個体や懐かしのキャラクターが登場する。

State of Decay 2: Juggernaut Edition』は日本時間3月14日、海外Xbox One/Windows 10(Xbox Game Pass)およびSteamにて発売予定だ。