Steamライブラリから次にプレイすべきゲームを提案してくれる「プレイネクスト」Steamラボにて利用可能に

Valveは2月14日、Steamの実験的機能を試すことができるSteamラボにて、新たな実験として「プレイネクスト」を公開した。これは、次にプレイするゲームをユーザーにオススメしてくれる機能だ。

Valveは2月14日、Steamの実験的機能を試すことができるSteamラボにて、新たな実験として「プレイネクスト」を公開した。これは、次にプレイするゲームをユーザーにオススメしてくれる機能だ。

新たなゲームに手をつけようとSteamを起動させたものの、プレイするゲームを決めていなかった場合、特にライブラリにたくさんのゲームを抱えていると、どれをプレイしようか迷うことがあるだろう。そうした際にプレイネクストを利用すると、機械学習システムを用いて、ライブラリの中のまだプレイしていないゲームから、そのユーザーがもっとも楽しめるであろうゲームをいくつか提案してくれる。

プレイネクストは、Steamのクライアントでもウェブサイトでも利用可能。専用ページを訪れると、1度に最大3本のオススメタイトルが表示。そしてページ下部の「さらに表示」をクリックすると、また別の3タイトルが提案される。そのタイトルをマウスオーバーするとミニ予告編が再生され、また上位タグや保有する類似ゲームも合わせて表示されるため、どのような作品かはその場で大まかに確認できる仕組みだ。さらに詳しく知りたいと思ったら、ライブラリの個別ページに移動することが可能。気に入ったらインストールに進めば良い。

過去にプレイしたゲームに類似している作品だとしてオススメされる場合もあれば、類似作品は無いが楽しんでもらえると判断して提案する場合もあるようだ。プレイネクストの基盤技術には、同じくSteamラボで実験中の「インタラクティブレコメンダー」と同じものが使われているという。インタラクティブレコメンダーは、機械学習によってSteamストア上の膨大なタイトルの中からオススメを提案してくれる機能(関連記事)。プレイネクストでは、これをユーザーのライブラリに適用しているとのこと。

プレイネクストやインタラクティブレコメンダーはまだ研究段階の技術であり、予期しない類似ゲームが表示される場合もあるそうだが、プレイするゲームに迷っている際には利用してみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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