『スペチャンVR』PSVR版が2月26日に発売決定。VRで宇宙を救う名作ダンスミュージカルの最新作

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グランディング株式会社は、「スペースチャンネル5」シリーズの最新作となるVRゲーム『スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー(以下、スペチャンVR)』を、PlayStation 4のPlayStation VR専用タイトルとして2020年2月26日に発売すると発表した。ダウンロード専用となり、価格は税別3,980円。プレイには、PlayStation VRのほか、PlayStation®Move モーションコントローラー(2本)が必要となる。なお、HTC VIVE /SteamVR/Oculus Quest を用いる他のプラットフォーム向けにも後日展開が予定されている。

「スペースチャンネル5」シリーズは、ダンスミュージカルアクションだ。低視聴率にあえぐ25世紀の宇宙テレビ局であるスペースチャンネル5のリポーターとして所属するうららが、宇宙から突如侵略してきたモロ星人や謎のダンシング集団が出現した現場に急行。事件の模様をダンシングリポートし、シチョーリツ(視聴率)を上げつつ、事件を解決していく。

最新作となる『スペチャンVR』では、プレイヤーがPlayStation VRを通してスペースチャンネル5の世界に入り込み、新人リポーターとなって先輩リポーターうららと共に新たな事件をリポートする。過去作のコントローラーを用いた操作から大きく変貌し、PlayStation Move モーションコントローラーを両手に持ち、実際に体を動かしてダンスするプレイスタイルを採用。シリーズお馴染みのモロ星人や新キャラクターが登場し、スペースポートや軌道エレベーター、隕石飛び交う宇宙空間を舞台に、感動の物語が体験できるという。

『スペチャンVR』では、ストーリーモードに加え、気軽なプレイが楽しめるアーケードや、連続で出題される100問に渡るダンスの全問正解を目指していくエクササイズ風味なトライアルダンスが用意されている。そのほか、第三者視点でストーリーをさまざまなカメラアングルで観賞することのできるビューイングや、ゲーム内に登場するキャラクターたちのプロフィールを閲覧できるナカマズカン、うららのコスチュームの着せ替えが可能なイショウベヤなどさまざまなモードが楽しめる。

そして、実際にダンスするプレイスタイルに合わせたカロリーと称するモードも搭載され、ゲームプレイ中に消費したカロリーを確認・管理することができる。実際に体を動かす新たなプレイスタイルは、ゲームを楽しみながら運動したい場合にも最適だろう。なお、ダンスや体力に自信のないプレイヤーでも、ゲームオーバーを気にすることなくストーリーを楽しめる無敵モードも完備されている。

『スペチャンVR』の開発を手がけたのはグランディング株式会社。代表取締役である岡村峰子氏はオリジナル版『スペースチャンネル5』の開発に参加、『Rez』のシニアアシスタントプロデューサーとして開発全般や各種プロモーションにも携わっている。オリジナルシリーズをプロデュースした水口哲也氏も「このままヘッドセットを取りたくない」と、本作をプレイした際の感動を語っている。

なお、本作の発売およびシリーズ20周年を記念し、2020年3月27日には渋谷ストリームホールにて、音楽イベント「スペースチャンネル5 ウキウキ ミュージック フェスティバル」が開催される。『スペチャンVR』の試遊体験コーナーや物販コーナーが用意され、生演奏ライブやうららのモーション担当ダンサーによるダンシングショー、本作で元スペースポリスの凄腕エージェントであるケルの声優を務めた中島由貴さんをゲストに迎えた開発者によるトークイベントなど、盛りだくさんの内容になっているようだ。

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