『仁王2』プレミアム先行体験会開催決定、2月24日秋葉原にて。前作『仁王』の販売本数300万本達成を記念し

『仁王2』プレミアム先行体験会開催決定、2月24日秋葉原にて。前作『仁王』は、発売から3年で販売本数300万本達成。

コーエーテクモゲームスは2月10日、『仁王2』のプレミアム先行体験会を開催すると発表した。2月24日(11時〜18時)、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて、同作がプレイアブル出展される。当日は事前登録枠と当日受付枠の試遊台2種類が用意され、前者はゲーム本編最初のミッション「十三桜」を丸々1ステージプレイでき、後者は「姉川」ステージの一部をプレイできる。プレイしたい方は、事前登録しておくのが確実だろう。

*応募が定数を超えた場合は抽選を行う場合あり

*2020年1月に公開されたストーリー映像

ダーク戦国アクションRPG『仁王2』は、日本古来の妖怪たちが登場する、ダークファンタジーと戦国時代の史実を融合した「戦国 x 死にゲー」がコンセプトの作品。時は1555年、妖怪の力を宿す主人公と、不思議な力を持つ鉱石を売り歩く商人「藤吉郎」が出会い、2人で「秀吉」を名乗り戦国の世を成り上がっていく。藤吉郎役には竹中直人、オリジナルキャラクターの「無明」役には波瑠を起用。前作の歯ごたえあるゲームプレイ、ハクスラ要素などはそのままに、敵の大技のカウンターとなる「特技」や、妖怪の力を振るう「妖怪技」などを追加。前作で指摘された敵バリエーション不足の払拭も図られる。また固定主人公であった前作とは異なり、新作ではキャラクター作成機能があり、顔のパーツや髪型を自分好みにカスタマイズできるのも特徴のひとつである。

現在は、昨年11月に実施されたβ体験版のフィードバックを踏まえた調整が進められており、理不尽に感じられる部分の改善、難易度の調整、「常闇」の対プレイヤー・ペナルティ軽減、「気力」管理の厳しさ緩和、チュートリアルの拡張・改良、アクションレベルデザインの細やかな調整などが対応予定となっている。なお『仁王2』のボリュームについては、プロデューサー兼ディレクターの安田文彦氏が、メインミッションの数およびゲームの長さは前作と同じくらいになると、海外メディアGameSpotのインタビューにて回答している。『仁王』はプレイヤーによってクリアまでの所要時間が大きく異なるため、具体的に何時間相当のボリュームなのかは言えないが、安田氏自身が1月にプレイしたところ、55時間かかったという。

また同社は2月9日、前作『仁王』の累計販売本数(パッケージ出荷本数とダウンロード販売本数の合計)が300万本を突破したと発表している。『仁王』はPlayStation 4版が2017年2月に、PC版が同年11月にリリースされたタイトル。PlayStation 4版のリリース初月の時点で、全世界販売本数が100万本を達成したと公表。2018年5月には同数字が200万本に達していた。そして発売3周年にあわせて、300万本の朗報を発信した形となる。

 

シリーズ新作『仁王2』は3月12日、PlayStation 4向けに発売予定。現在予約受付中であり、通常版(パッケージ/ダウンロード)は税込8580円。3月25日までは早期購入特典として「太初の侍の鎧(一式)」が付属。ダウンロード版の予約特典は、「百鬼の鎧(一式)」、小物アイテム「魑魅の根付」、『仁王2』プレオーダー特典オリジナルテーマ、『仁王2』プレオーダー特典アバターとなっている。

ダウンロード用のデラックスエディション(Deluxe Edition)には、シーズンパス(追加ミッションDLC1〜3)、「百鬼の武器一式」「木霊の根付」、PS4 Deluxe Edition特典テーマ、アバターが付属。追加ミッションDLCは、本編からさらに時代を遡る新しいストーリー、敵、妖怪、ボスキャラクター、装備が追加されるダウンロードコンテンツである。シーズンパスは製品版発売後に単体でも別途販売される予定だ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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