頭脳試される戦略シューター『CORRUPTION 2029』発表。「Mutant Year Zero」開発元新作、EGS独占で再来週リリースへ


スウェーデンのスタジオThe Bearded Ladiesは2月8日、『CORRUPTION 2029』を発表した。プラットフォームはPCで、Epic Gamesストアにて独占で現地時間2月18日にリリースされるようだ。価格は2080円で、ストアではすでに予約販売が開始されている。

『CORRUPTION 2029』は、ハードコア・タクティカルシューターを謳う作品。舞台となるのは近未来のアメリカ。アメリカで異変が発生し、荒れ果ててしまった。なぜ世界は荒廃し腐敗してしまったのか。その理由を探すために、部隊を率い戦いに身を投じていく。本作の内容については謎が多いが、戦略を練ることが強く求められる作品になるそうだ。戦術を編み出し、強化した味方ユニットを敵陣奥深くに送り込んでいくという。

The Bearded Ladiesといえば、『Mutant Year Zero: Road to Eden』を開発したスタジオだ。同作は、見下ろし型探索RPG要素と、戦略ストラテジー要素、そしてシューターを融合させた作品であった。フィールドを探索しアイテムを集めつつ、敵を見つければシームレスに戦闘モードに移行。シミュレーション形式の戦闘が進められ、その中では敵を三人称視点で狙撃するといった要素も。ざっくりといえば、『XCOM』シリーズをオープンワールド化させたような作品であった。

映像では、妙な動きをする機械兵らしき生き物が荒れ地を歩いている様子が確認できる。彼らが敵になるのだろうか。さまざまなユニットが敵を銃撃している姿も映し出される。見下ろし視点だけでなく三人称視点で銃撃するシーンもあり、システムとしては、『Mutant Year Zero: Road to Eden』に近いものになりそうだ。屋上からの狙撃や草地に炎を撒くといった選択もできるようだ。前作はステルス要素や陽動が重要だっただけに、進行ルートの選択や攻撃手段の選定が攻略の鍵を握りそうだ。

「経験あるタクティカルゲーマーでさえ、その勇気を試される」と紹介されているシューター『CORRUPTION 2029』は、2月18日配信予定。本作はEpic Gamesストアにて配信されるが、単なる独占か時限独占であるかは、現時点で不明だ。