高難度ローグライトアクション『Curse of the Dead Gods』3月4日Steam早期アクセス配信へ。呪いを抱えて挑む危険な寺院探索
パブリッシャーFocus Home Interactiveは2月7日、『Curse of the Dead Gods』を3月4日にSteamにて早期アクセス配信すると発表した。すでに基本システムは完成されており、早期アクセス配信を経てコンテンツが追加されていくという。2020年中の正式リリースが予定されており、コンテンツ拡充にあわせて価格も上昇していくとのことだ。
『Curse of the Dead Gods』は、スキルベースのアクションゲームだ。まだ見ぬ秘宝や永遠の命、そして神々の力が眠るという寺院。呪われており、どこまでも続くとされている、罠やモンスターがひしめく寺院。プレイヤーはそんな危険な場所に足を踏み入れて、富と名誉を手に入れることを目指す。
本作は、ランダムに生成されたマップを進んでいくローグライトなゲームデザインが特徴。パーマデスが導入されており、死んでしまうとそのキャラでの冒険は終わってしまうので注意が必要。ひとつひとつのエリアは狭く、探索というよりは戦闘がメインになるようだ。戦いを重ねて宝箱を開けて武器を獲得。剣や槍、弓や銃、さまざまな武器を使い敵と対峙する。入手するレリックでアビリティを変化させながら、寺院を進む。各エリアをクリアすれば、ルートを選び次のエリアへと突入。最終的にはボスの待つチャンピオンルームへと向かうのだ。
戦闘は、攻撃だけでなくパリィやドッジロールを駆使したものになるという。攻撃においては、武器ごとに技が存在しているほか、武器はワンボタンで持ち替えることが可能なようだ。近接武器と遠距離武器も差別化されており、たとえば銃撃する際には一定の溜め時間が必要になるなど、単なるボタン連打では敵を倒すことができない。回復手段も限られているほか、寺院内には罠が敷き詰められている。一撃でも攻撃を受けることは避けたい。テクニックだけでなく判断力も求められる、厳しい戦いが強いられるだろう。
また本作では、特定の施設で能力を強化できる。道中で集めたゴールドを使う従来の手段ほか、自身の血(ヘルス)を犠牲にしてキャラを強くすることができるという。そのほか、プレイヤーは呪いを獲得することで特別な力を得ることが可能。この呪いも本作の特徴のひとつ。呪いは副作用もはらんでおり、倒した敵を爆散させるかわりに自分も爆風のダメージを受ける可能性のある呪いや、ドッジロール中は姿を完全に消せるものの使用後は暗闇に包まれる呪いなど、種類はさまざま。どの呪いを選んでいくかは、探索において非常に重要になりそうだ。
『Curse of the Dead Gods』は、トゥーンレンダリングのビジュアルで、熾烈な寺院探索および戦いを描く作品になりそうだ。同作はSteamで配信予定。開発元であるフランス・リヨンのPasstech Gamesは、これまでにもFocus Home Interactiveとタッグを組んで数多くの作品を手がけており、RTS『Masters of Anima』などをリリースしてきた。本作はローグライトアクションとなっており、同スタジオが手がけてきた作品と毛色が異なるが、どのように仕上げられるのか期待されるところ。