『メトロ エクソダス』Steam版2月15日発売へ。Epic GamesストアのPC時限独占期間終了にともない

『メトロ エクソダス』Steam版2月15日発売へ。『メトロ エクソダス』Epic GamesストアでのPC時限独占期間終了にともない。

メトロ エクソダス(Metro Exodus)』のSteam版が、2月15日にリリースされることが発表された(日本時間2月15日午後2時)。同作はEpic GamesストアのPC時限独占タイトルとして、2019年2月15日に発売された作品。ちょうど1年の時限独占期間満了にあわせての配信となる。なおSteamストアページの対応言語リストには日本語が含まれていないが、Epic Gamesストア版も同様に対応言語リストにはないもののゲーム内では日本語が実装されていた。

『メトロ エクソダス』は、2019年のローンチまで約2週間に迫った段階でEpic Gamesストアでの時限独占販売へと移行し、すでに予約受付をおこなっていたSteamでの販売が一旦中止されたという経緯を経ている。そのため、Steam版予約済みユーザーであれば、ゲームやアップデートを通常どおり受け取れていた。

https://twitter.com/MetroVideoGame/status/1225434035482169346

『メトロ エクソダス』は、4A Gamesが開発するポスト・アポカリプスFPS。作家ドミトリー・グルホフスキーの小説「Metro」三部作を原作としたシリーズ最新作だ。核戦争後のロシア・モスクワにて地下鉄内(メトロ)での暮らしを続けていた主人公アルチョムたちが、メトロを飛び出し、蒸気機関車オーロラ号に乗り、安住の地を求めてロシア各地を巡る旅に出る。重厚なストーリーを主軸に置きながらも、一本道ではなく、好きな順番で探索できる準オープンワールド形式の採用や、武器・アイテムのクラフトやカスタマイズなど、過去作よりも自由度を高めた作品となっている。

ストーリーDLC第1弾「The Two Colonels(2人の大佐)」はすでに配信済み。死の街となったノヴォシビルスクの地下にて、家路を急ぐフレーブニコフ大佐の最後の数日間が描かれる。新武器として火炎放射器が登場するほか、同シリーズらしい閉鎖空間での戦闘が味わえる。そして2月11日配信予定のストーリーDLC第2弾「Sam’s Story(サムの物語)」では、本編に登場したサムがウラジオストクから母国アメリカに戻るべく、過酷な環境の中で道を切り開いていく。こちらはではウラジオストクの広大なマップとともに、新たな敵のバリエーションやキャラクターが登場する。Steamストアでは、DLCパスの「Expansion Pass」およびDLC第1弾「The Two Colonels(2人の大佐)」のストアページが開設済みだ。

なお同じくEpic GamesストアのPC版時限独占タイトルであった、SF宇宙船増築サバイバルFPS『Genesis Alpha One』も、このたびSteam/GOG.comでの2月25日リリースが発表されている。Epic Gamesストアでの配信日は2019年1月29日であり、こちらも時限独占期間満了後すみやかに他プラットフォーム展開を始めている。

Epic Gamesストア時限独占タイトルの第一陣である『Ashen』『Hades』は、2019年12月にSteam版の配信を開始済み。こちらもやはり1年を目安に他プラットフォーム展開を始めていた。今後もこうした時限独占期間終了にともなう他プラットフォーム展開が発表されていくことだろう。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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