『ライフ イズ ストレンジ 2』につながる無料体験版『オーサム・アドベンチャーズ・オブ・キャプテン・スピリット』日本語配信開始

『ライフ イズ ストレンジ 2』につながる無料体験版『オーサム・アドベンチャーズ・オブ・キャプテン・スピリット』日本語配信開始。PC(Steam)/PS4/Xbox One向け。

スクウェア・エニックスは2月6日、『ライフ イズ ストレンジ 2』につながる無料短編アドベンチャーゲーム『オーサム・アドベンチャーズ・オブ・キャプテン・スピリット(The Awesome Adventures of Captain Spirit)』(以下、キャプテン・スピリット)の日本語配信を開始した(日本語音声・字幕対応)。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/PC(Steam)。

『キャプテン・スピリット』はDontnod Entertainmentが開発したアドベンチャーゲーム。海外向けには2018年6月に配信されていた。同作の主人公は、父親と二人暮らしの空想好きな少年クリス。自身で考えたヒーロー「キャプテン・スピリット」になりきって、クリスマス前の休日を過ごすことになる。「キャプテン・スピリット」が活躍する新しい世界や冒険に想いを馳せながら、オレゴン州の田舎町ビーバー・クリークにある自宅を探検。彼の想像力によって、退屈な日常は宿敵「マントロイド」との戦いに様変わりしていく。

『ライフ イズ ストレンジ』シリーズと同様、主人公は会話や行動の選択を通じてキャラクターたちと交流し、それぞれの素性や性格を把握。架空のヒーロー「キャプテン・スピリット」のコスチュームを自作したり、豊かな想像力を働かせて妄想世界で悪党と戦ったり。遊びの合間には、家の中の手紙や写真を通じて、クリスの家庭事情も把握していくこととなる。

前作から3年後、前作の舞台アルカディア・ベイと同じオレゴン州を舞台にした『キャプテン・スピリット』。同作は『ライフ イズ ストレンジ 2』につながる物語となっており、セーブデータの引き継ぎあり。選択のいくつかは『ライフ イズ ストレンジ 2』にも反映される。また物語は違えど、前作『ライフ イズ ストレンジ』の舞台や登場人物に関する言及もある。

『キャプテン・スピリット』の後の出来事も確認できる『ライフ イズ ストレンジ 2』は日本語化が決定しており、3月26日にPlayStation 4/Xbox One/PC(Steam)向けに配信予定(Xbox One/PCはダウンロード版のみ)。日本語・英語字幕のほか、日本語・英語音声に対応。全5エピソード収録、希望小売価格は4980円。

『ライフ イズ ストレンジ 2』は、前作と共通世界ながら、登場人物や舞台を一新。前作のようなタイムリープ物ではなく、ロードトリップ物の人間ドラマに変化している。主人公は、米国シアトルに住んでいたショーンとダニエルの兄弟。二人はとある事件をきっかけに、逃亡生活を余儀なくされる。兄ショーンは、警察の手から逃れ平穏な生活を送れるよう、弟ダニエルを連れて家族の故郷であるメキシコのプエルト・ロボスを目指す長旅に出る。

『ライフ イズ ストレンジ』シリーズの「行動によって物語が変化する」という根幹は変わらず、兄弟愛を描く第二作目。兄弟2人は移動を続けており、エピソードごとに新たな舞台、新たな登場人物が導入されるロードトリップ形式となっているほか、メインの操作キャラクターであるショーンの行動を、弟ダニエルが学習していく点が特徴的な作品である。また前作とは違った超能力が主人公たちを手助けする、もしくは悩ませることとなる。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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