『Farming Simulator 19』がEpic Gamesストアにて無料配布中。本格農業シムの決定版が今ならタダ


Epic Gamesストアにて、『Farming Simulator 19』の無料配布が開始
された。配布期間は2月7日の午前1時まで。対応プラットフォームはPC(Windows)で、ゲーム内は日本語表記に対応。ストアページにアクセスし「入手」をクリックし、チェックアウトすれば期間後もゲームがプレイ可能だ。

『Farming Simulator 19』は、スイスのデベロッパーGiants Software GmbHが開発する農業シミュレーションゲームのシリーズ11作目(派生作品を除く)。プレイヤーは、大自然に包まれた広大な農場地を舞台に農業を営んでいく。シリーズ共通の特徴として挙げられるのは、そのプレイスタイルの自由度。作物を育てることはもちろん、田畑の拡張や酪農、林業をはじめることもできる。農場運営の進め方は、まさに十人十色。さまざまな形で収入を得て、農場の規模を拡大していこう。

こうしたシリーズの柱は引き継ぎつつも『Farming Simulator 19』では、畜産分野に馬が登場。従来から実装されている豚や牛などとは異なり、インタラクトが可能で乗馬することもできる。それに伴い、敷地内への家畜小屋の建設および動物の飼育も可能となった。馬の健康状態を管理し、高値での販売を目指すのもよし、愛馬として馬小屋で面倒を見続けるのもいいだろう。

そして本作では、収穫・伐採には欠かせない農業用機械や専用ツールなども過去作から引き続き登場。シリーズ恒例、すべて実在する農機メーカーからの登場であり、その数は300種類を突破。新規ブランド枠には、世界最大規模の農機メーカーであるジョン・ディアが初参入を果たしている。そのほか、日本国内からは新たに小松製作所が参入。メーカーラインナップが拡充され、シミュレーターとしての選択の幅がより広く。好きなメーカー機具を利用しての耕作や播種、肥料や農薬の散布は経営のモチベーションアップに繋がることだろう。

前述した要素のほか、マイホームの所持や犬をペットとして飼うことも可能となっており、まさに本作は『Farming Simulator』シリーズにおける決定版と言えるだろう。もちろん、有志によるModの導入も可能だ。ちなみに本作においては大会が盛んに開催されており、昨年ドイツにて開催されたゲームイベントgamescom2019では、シリーズ初となるe-Sportsリーグが実施されていた。『Farming Simulator』シリーズは、一見すると牧歌的でのどかなタイトルだが、一方でストイックなゲーム性も持ち合わせている。農業の腕に自信がある方は、こうした大会への参加を目指してみるのもいいかもしれない。

なお、Epic Gamesストアにおける次回の無料配布枠は『Ticket to Ride』、『Carcassonne』、『Pandemic』の豪華3本仕立て。いずれのタイトルも人気ボードゲームのデジタル版である。