ハクスラARPG『Torchlight III』正式発表。『Torchlight Frontiers』が改題、基本プレイ無料から売り切りに変更しSteamリリースへ
パブリッシャーのPerfect World Entertainmentは1月27日、『Torchlight III』を正式発表した。同作はゲームプラットフォームArcにて配信された『Torchlight Frontiers』を改題し発表されたタイトルで、2020年夏にSteamにてリリースされるという。コンソール版はPC版発売後すぐリリースされるとのこと。販売モデルも基本プレイ無料から売り切りに変更され、ゲームシステムもより旧作に寄せて調整されるという。あわせてゲーム内購入コンテンツなども廃止される。
『Torchlight Frontiers』は、シリーズを手がけたRunic GamesのMax Schaefer氏が、Perfect Worldのもとで設立した新スタジオEchtra Gamesが開発する、ハックアンドスラッシュ型のアクションRPG。『Torchlight』シリーズならではのユニークさを保ったまま、シェアード・ワールド作品へと発展させるマルチプレイタイトルとして開発されていた。
しかしながら、実施されているアルファテストでのユーザーのフィードバックを踏まえて、従来までのリニアモデルに回帰することを決意。つまるところ、マルチプレイ主体ではなく、シングルプレイ主体へと舵を切られたわけだ。そうした経緯を経て、このたびナンバリングタイトル『Torchlight III』として発表された形。プログレッションは一度破棄され、再構築。オンライン・オフラインどちらの状態でもプレイできるゲームになるそうだ。
新たな体制となったことで、アルファテストも1月29日に新規募集される。テストはアルファからベータへと続けられ、フィードバックを募っていくという。発売後もアップデートが続けられていくそうだ。ナンバリングタイトルとして仕切り直しがはかられた『Torchlight III』。シェアード・ワールドゲームとして開発されていたが、このたび原点回帰を目指してリスタートされる。これまで開発されてきたノウハウを活かしながら、従来のファンを楽しませられるタイトルになることを期待したい。
『Torchlight III』は、2020年夏Steamにて発売予定だ。