任天堂は1月27日、「Wii本体」の修理受付を2020年3月31日(火)到着分をもって終了することを発表した。2006年12月2日に国内で発売されたWiiは、2013年10月に生産終了がアナウンスされてからも公式な修理サポートが継続されてきた。だがこのたび修理に必要な部品の確保が困難になったことから、13年間以上続いてきた修理サポートが終了する。なお期日を迎える前に修理に必要な部品の在庫がなくなった場合、修理を受けられないことがあると補足されている。Wii用の周辺機器に関しては、在庫がなくなり次第、修理受付終了となる。
2006年12月に発売されたWiiは、片手で持てる縦長デザインのWiiリモコンを振ることで直感的な操作を可能にした据え置き機。岩田聡氏が提唱したゲーム人口やゲーム定義の拡大という目標のもと、家族みんなで楽しめるゲーム機として幅広い層にリーチしていった。Wiiは発売から約60週間で世界累計販売台数2000万台を達成。その後、1億163万台にまで数字を伸ばし、任天堂の据え置き機として最大の販売台数を記録している(公式サイト)。