SFサバイバルADV『60 Parsecs!』アップデートにより日本語に対応。Steam版は旧正月セール中

 

ポーランドのインディースタジオRobot Gentlemanは1月24日、現在販売中のSFサバイバル・アドベンチャーゲーム『60 Parsecs!』向けにアップデートを配信し、新たに日本語に対応したと発表した。

『60 Parsecs!』の世界では、地球にて核戦争が勃発。宇宙市民プログラムの参加者として宇宙ステーションで暮らしていたプレイヤーは、核弾頭が宇宙ステーションにまで迫っていることを知り急遽脱出することになる。与えられた時間はわずか60秒。ステーション内を駆け回って、仲間となるクルーや必要になりそうな物資を手当たり次第に掴んでは脱出シャトルに放り込み、宇宙の塵になる前に離脱するのだ。しかし、シャトルは地球から60パーセク(195.6光年)の彼方に放り出されてしまい、宇宙でのサバイバル生活を送るハメになる。

本作の主なゲームプレイは、脱出シャトルのキャビンにて展開する。船長となったプレイヤーは、毎日メインコンピュータから提案されるさまざまなイベント・行動プランについて判断をおこなう。たとえば、船体のどこかが故障した場合はどのクルーに修理させるのかや、惑星を発見した際に着陸するのかどうかなど。各クルーには機敏さや知能、力に特徴がある。また、空腹度や健康度、正気度、士気といったステータスもあり、空腹であればスープ缶を与えるといった判断も必要だ。

船内にはクラフトモジュールが設置されており、食料のほか、怪我の治療に使う救急キット、船体の修理に必要なダクトテープなどをクラフトしたり、リサイクルしたりといったことが可能。そのためには原料となる資源が必要で、惑星に着陸して探索をおこなうと発見できることがある。ただし、探索には危険がつきもの。どのクルーに、どのような装備を持たせて探索に出すのかも船長であるプレイヤーが決定する。

本作では毎日ひとつ何らかのイベントが発生し、多くの場合翌日には下した判断の結果がメインコンピュータから報告される。プレイヤーは、日々刻々と変化するクルーや保有資源、船体の状況などに目を配りながら決断を繰り返し、その結果、何日間を生き延びられるか挑戦するのだ。ゲームモードには、脱出からサバイバルまですべてを体験する「ボイジャー」のほかに、クルーや物資がランダム生成される「サバイバル」、そして指定の目標をこなす「ミッション」が用意されている。

60 Parsecs!』は、文字情報を元に判断をおこなうゲームプレイとなっているため、今回日本語に対応したことでより取っつきやすくなったと言える。本作は、日本ではSteam(Windows/Mac)およびiOS/Android向けに販売中。Steam版については、1月28日午前3時まで開催中の旧正月セールの対象となっており、75パーセントオフの245円で購入可能。興味のある方はこの機会に入手すると良いだろう。