高層ビル建築・管理シム『Mad Tower Tycoon』Steamにて正式リリース、日本語対応。ビルを拡張・改善させ入居者を満足させる
ドイツのインディースタジオEggcode Gamesは1月14日、高層ビル建築・管理シミュレーションゲーム『Mad Tower Tycoon』をSteamにて正式リリースした。価格は1480円で、1月22日までは10パーセントオフの1332円で購入可能。なお、ゲーム内は日本語表示に対応している。
*早期アクセス版のトレイラー
『Mad Tower Tycoon』は、更地にビルをいちから建設し、管理しながら収益を上げていくシミュレーションゲームだ。サイドビューでのゲームプレイを採用し、縦横にビルを拡張する中で100階以上の高層ビルを建てることができ、最終的に六つ星評価のビルにすることを目指す。
ビル建設は、さまざま用意される部屋を配置しておこなう。たとえばオフィスやショップ、レストラン、ホテル、アパートなどがあり、それぞれさらに具体的な目的に細分化。また、エントランスや通路、階段、エレベーターなど人が移動する部分や、電気や水を供給する部屋などもある。部屋の建設にはもちろんコストがかかり、また部屋の種類によっては維持費も必要だ。
部屋からは収益を得ることもできる。たとえばオフィスやアパートを作って入居者が現れると賃貸料が入り、レストランやホテルなどでは訪れる客がお金を落とす。また、デイリーミッションの目標を達成するとボーナスを得ることも可能。ビルの魅力が上がるほど収益性が増すが、そのためには管理も重要となるだろう。テナントや客にはそれぞれステータスがあり、特定の不満を訴えることがあるため、それらをチェックしながらビルに改善を施していくのだ。そして1日が終わるごとに、収支や来客数などのデータが提示され、また次の日へと進んでいく。
ゲームを進める中では、火事や地震、あるいは人をさらうUFOの飛来などランダムイベントが発生することもある。たとえば火事であれば、消火施設を配置しておくことで対応できる。また、先述したデイリーミッションをこなすと経験値が入り、レベルアップするとスキルをアンロック可能。スキルは、部屋建設のスピードアップや、メンテナンスコストの引き下げなど合わせて50種類以上用意されている。
『Mad Tower Tycoon』は、2018年10月からSteamにて早期アクセス販売をおこないながら開発が続けられてきた。この間には、日本語のサポートや新たな部屋・イベントの追加、バランス調整やバグ修正などがおこなわれている。また、今回の正式リリースに合わせてMacにも対応した。今後もアップデートやパッチ配信をおこなう計画だそうで、さらに拡張・改善されていくことだろう。
【UPDATE 2020/1/16 17:40】
タイトル名を修正