シカ災害オープンワールド『DEEEER Simulator』1月21日にSteam早期アクセス配信開始へ

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシャーPLAYISMは1月7日、『ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator』を2020年1月21日よりSteam早期アクセス配信開始すると発表した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシャーPLAYISMは1月7日、『ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator(以下、DEEEER Simulator)』を2020年1月21日よりSteam早期アクセス配信開始すると発表した。価格は税込1300円。早期アクセス期間は1年間が予定されている。

『DEEEER Simulator』は、個人開発者阿部敬介氏によるNASPAPA GAMESが手がける、シカをテーマにしたゲーム。プレイヤーは“ごく普通のシカ”となり、フィールドを自由に移動する。伸びる首や刺さる角、二足歩行ダッシュなど、得体のしれないシカが持つ個性を生かして街を駆け抜けることができるわけだ。街にはウシやウマなどかわいらしい動物も存在する。

彼らと仲良く暮らすこともできるが、殴ったりすることや動物や車に飛び乗って街を破壊することも可能。破壊を続けると「シカ災害レベル」が上がっていき、ランクごとに警察が出動し、シカを取り締まりに来る。警察のアタックによってライフがなくなればゲームオーバーだ。本作はジャンルとしては「スローライフ街破壊ゲーム」と銘打たれているが、シカンド・セフト・オートとも呼べるようなシステムである。街での生活を通して、シカのポテンシャルを解放ことがひとつの目標となる。

早期アクセス版では、基本的な鹿のシステムは完成しているといい、いろいろな動物とのふれあいを楽しむことができるという。初期マップであるオーケストラ大陸が完成しているそうで、今後ほかの大陸が開発されていくようだ。正式版においては、ほかの大陸が登場する以外にも、武器やアイテム、乗り物などが増え、鹿の友達(おもちゃ)も増えるとのこと。「より普通な鹿になります」という文言も確認できるが、開発元の「普通な鹿」の定義は不明だ。

『ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator』は、2020年1月21日にSteamにて早期アクセス配信開始予定。正式版では価格が引き上げられるということで、気になる方はリリースを注視しておこう。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

記事本文: 5193