Nintendo Switch風ポータブル・ゲーミングPC「Concept UFO」ALIENWAREがコンセプトモデルを披露
DELLのゲーミングPCブランドALIENWAREは1月7日、ポータブル・ゲーミングPC「Concept UFO」を披露した。現在アメリカ・ラスベガスで開催中のCES 2020に出展している。
We're always pushing what's possible in the realm of gaming. Introducing our newest gaming innovation, #ConceptUFO. Watch the official unveiling on Jan. 7 at 10 a.m. PST. #CES2020 https://t.co/lNV4TM1eXe pic.twitter.com/6TwCI9nfc1
— ALIENWARE (@Alienware) January 6, 2020
Concept UFOは、8インチのモニタと、その左右にゲームコントローラーを搭載するNintendo Switch風のポータブル・ゲーミングPCである。Nintendo Switchのモニタは6.2インチのため、それよりもひとまわり大きいサイズになりそうだ。コントローラー部にはアナログスティックや十字キー、ABXYボタン、LRトリガーなどを備えており、本体から取り外し可能。Joy-Conグリップのようなアタッチメントに装着して、単体のコントローラーのように使用できる。本体背面にはキックスタンドが搭載されており自立可能。また、ドック経由でTVに映像・音声を出力することもできるという。
基本的にはWindows 10が動作するPCだが、オリジナルのPCゲームランチャーによりゲームに簡単にアクセスできるようだ。実機に触れた海外メディアEngadgetによると、『F1 2019』は30fpsを少し超えるくらいで動作していたとのこと。また、ドック接続時の『World War Z』では60fpsに迫り、全体的に(Nintendo Switchのように)ドックでは携帯プレイ時よりもパフォーマンスはスムーズだったと報告している。デモでのグラフィック設定は不明だが、非常に精細というほどではなかったそうだ。なおConcept UFO本体は、Nintendo Switchと比べてかなり大きく重いとのこと。
Concept UFOはまだコンセプト段階の製品であり、スペックや価格、発売時期は不明。本体やコントローラーのデザインも、まだ最終的なものではないかもしれない。DELLは、日本時間1月8日午前3時からプレスカンファレンスを実施する予定で、この中でConcept UFOについても正式に披露するとのことだ。