ASUSが360Hzリフレッシュレートのeスポーツ向けディスプレイ「ROG Swift 360」発表。NVIDIAと共同開発しG-SYNCを採用

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ASUSは1月6日、CES 2020の開催を明日に控え、eスポーツ向けをうたう24.5インチ/フルHDの新ゲーミングディスプレイ「ROG Swift 360」を発表した。従来のディスプレイの最大6倍となる、360Hzのリフレッシュレートを備えることが大きな特徴で、2020年内発売予定。NVIDIAと共同開発しG-SYNCを採用しており、同社から国内向けにも案内されている。

PC用ゲーミングディスプレイにおいては、高リフレッシュレートによってより滑らかな描画を実現していることが一般的で、これまでは144Hzであったり高くても240Hz程度だった。これを大幅に上回る360Hzに達するROG Swift 360では、ゲーム内のフレームが2.8ミリ秒ごとに表示される。NVIDIAは、反応時間を短縮する極めて低いシステムレイテンシを提供することで、プロがスムーズな動きでターゲットに狙いを定められるとしている。

『Counter-Strike: Global Offensive』や『Overwatch』を用いたASUSによるテストでは、最新かつ最高のPCハードウェアで動作させた場合、240Hzディスプレイではすべてのフレームを描画するには不十分だったという。そのため同社は昨年、ゲーミングノートPC「Zephyrus S」シリーズに300Hzディスプレイを採用するモデルを追加。そしてROG Swift 360では、360Hzというさらに高い基準を設定したとのこと。

また冒頭で述べたように、ROG Swift 360はNVIDIA G-SYNCを採用。ディスプレイのリフレッシュレートと、GPUのフレームレートを同期させることでテアリングを無くす、可変リフレッシュレート(VRR)テクノロジーだ。NVIDIAによると、これまでeスポーツのプロは、次のフレームがアップデートされるまでの待機時間を削減するために、ディスプレイでのフレームのテアリングを受け入れてきたとのこと。しかしROG Swift 360では、360HzのフレームレートとVRRにより、テアリングのないフレームと圧倒的に低いレイテンシの両方を得られるようになるとしている。

ASUS/NVIDIA両社の発表の中では、驚異的な速度で拡大を続けるeスポーツおよび対戦ゲームコミュニティについても触れられている。eスポーツの賞金としては、2019年には前年より29パーセント多い2億1100万ドルが授与され、視聴者数も飛躍的に増加。4億5000万人以上のゲーマーが、リアルタイムでプレイされている競技トーナメントを視聴しているという。また、NVIDIAのGeForce GPUを利用するゲーマーの60パーセント以上が、毎月対戦型ゲームをプレイしているとのこと。

今回発表されたROG Swift 360は、こうした発展を背景に生まれたということなのだろう。eスポーツを戦うプロはもちろん、そのファンや対戦ゲームを楽しむ一般のゲーマーにとっても気になる製品となりそうだ。NVIDIAはCESの開催期間中、本製品を用いたeスポーツ向けデモを紹介するとのことである。

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