制作チームElysium Fireは12月26日、『マインクラフト』向け大型Mod「Cyberpunk Project」を配信開始した。「Cyberpunk Project」は非営利目的の無料Modで、該当ページからダウンロードできる。3バージョンに対応するファイルが含まれており、Java versions の1.12.2および1.14、そしてBedrock Editionをカバーしている。
「Cyberpunk Project」は、『マインクラフト』内に大規模なマップを追加するModである。設定としては、資源の消費によって厳しい環境に置かれた近未来の人々が、20世紀の文明の名残の土地で増築を重ねていった都市というシチュエーションなのだとか。ネオン光るライトや高層ビルが並ぶ街並みは壮観。夜だけでなく昼でも、『マインクラフト』のマップとは思えないような光景に見えるかもしれない。
なお同Modは、CD PROJEKT REDが現在開発している『サイバーパンク2077』から強く影響を受けているとのこと。ただし、制作においてはあくまでインスピレーションを受けているのみで、複製や模造をしたものではないとしている。『サイバーパンク2077』をヒントに、Elysium Fireの独自の解釈により構築されたのが「Cyberpunk Project」なのだろう。
So I got the opportunity to try my hand at rendering @ElysiumFire's Cyberpunk 2077 map. Really felt I could do something cool, and I am quite proud of the final result.
View the map here btw, download coming the 25th! https://t.co/Mzwhm1cqvs pic.twitter.com/kNrn9CFubb
— Ryer (@RyerTheGreat) December 17, 2019
マップの導入においては、特別なテクスチャパックなどは必要ないが、BSL_Standard_v6.2のみ導入されている。またかなり大規模なマップとなっているため重いようで、クラッシュする可能性にも言及されている。そのほか、ユーザーがマップを再アップロードすることや制作チームの許可なしでマップを映像化すること、パブリックサーバーで使用することなど、全般的な二次利用を禁じているので注意。
YouTuberのAurelien_Sama氏などは早速同Modを導入したプレイ動画を投稿。遠目から見ると別のゲームのようだが、実際にマップに入るとボクセルが大量に配置されていることが確認でき、『マインクラフト』らしさが残されていることがわかる。街だけでなく、港や空港など細かい部分まで作り込まれているようなので、Modを導入しサイバーパンクな街を訪れてみるといいだろう。
