『Risk of Rain 2』冬の大型アップデート配信開始。1作目に登場したサバイバー「Acrid」がプレイアブルに
Hopoo Gamesは12月17日、PC版『Risk of Rain 2』に新サバイバーや新ボスを追加する大型アップデート「Hidden Realms」の配信を開始した。コンソール向けにも近い将来配信される予定だ。まず新サバイバーとして、シリーズ1作目にも登場した「Acrid」が追加。近距離/遠距離戦のハイブリッド型であり、毒性のスキルにより体力値の高い敵を溶かしていく。
Acridは、近くの敵を切り裂く「Vicious Wounds」、毒液を吐く「Neurotoxin」、跳躍し着地時にスタンと毒効果を与える「Caustic Leap」、毒をウィルスのように広めていく「Epidemic」などを使用。なおAcridおよびLoader、REXは、ロードアウト画面からユーティリティスキルを複数の選択肢から選べるようになっている。Acridの場合、Caustic Leapのかわりに「Frenzied Leap」をセット可能。こちらはCaustic Leapよりも与ダメージ量が多いが、基礎クールダウンが長く、毒効果が発生しない(攻撃を当てた敵1体につきクールダウン2秒低下)。
また今回のアップデート以降、同一ステージの別レイアウト版(Stage Variants)が追加されていく。まずは第1ステージである「Titanic Plains」「Distant Roost」用のVariantsが実装された。隠しエリアとしては、新サバイバーのアンロックに関わってくる「Void Fields」、そして「Secret Hidden Realm」にアクセスできるようになった。そのほかの追加項目は以下のとおり:
・専用サーバー用ツールのアルファ版
コミュニティサーバーのホストおよび接続を可能にするツールが用意された
・新スキン
Acrid Skin
・新モンスター
Void Reaver
・新ボス
Scavenger
Secret Boss
・新アイテム
Razorwire
Fresh Meat
Ghor’s Tome
Resonance Disc
・新ルナアイテム
Visions of Heresy
Beads of Fealty
・新ボスアイテム
Genesis Loop
Pearl
Irradiant Pearl
・新装備
Jade Elephant
・新チェスト
Adaptive Chest
Overgrown 3D Printer
・新Shrine
Cleansing Pool
・新ドローン
Emergency Drone
・新チャレンジ
…To Be Left Alone
REX: Dunked
Loader: Earthshatter
・新環境ログ
Void Fields
Secret Stage
・新アイテムログ
Sticky Bomb
Visions of Heresy
Strides of Heresy
Gasoline
Personal Shield Generator
Brainstalks
今回のアップデートではいくつかのバランス調整も適用されている。まず全般的な変更点として、リジェネ系の効果が倍率アップではなく固定の数値ボーナスに変更された。これによりサバイバーの体力自動回復の基礎値を問わず、同一の恩恵を得られるようになった。
サバイバーの個別バランス調整は以下のとおり:
MUL-T
「Scrap Launcher」
クールダウン低下(3秒→1.5秒)
アニメーション短縮(0.4秒→0.3秒)
グレネード速度上昇(50m/s→70m/s)
REX
「DIRECTIVE: Inject」
バースト持続時間低下(0.3秒→0.2秒)
アニメーション短縮(1秒→0.6秒)
回復量上昇(30%→60%)
「Seed Volley」
DIRECTIVE: Drillに名称変更
HPコストカット(30%→0%)
より機械的なビジュアルとアイコンになるよう調整
Loader
「Knuckleboom」
わずかな前進モーションを追加
発動中の被ダメージ範囲とエフェクトを拡大
「Grapple/Spiked Fist」
最低距離変更(5m→1m)
そのほかにも複数のアイテムおよびステージに調整が加えられているため、気になる方はパッチノートを確認しておこう。『Risk of Rain 2』の次回大型アップデートは2020年3月(アーティファクト2.0導入)。2020年春には正式ローンチを迎える予定だ。