模型飛行機制作シム『Balsa Model Flight Simulator』2020年夏にSteamで早期アクセス販売へ。宇宙開発シム『KSP』開発者が手がける

The Irregular Corporationは12月17日、模型飛行機制作シミュレーションゲーム『Balsa Model Flight Simulator』について、Steamでの早期アクセス販売を2020年夏に開始すると発表した。

パブリッシャーのThe Irregular Corporationは12月17日、カナダのインディースタジオFloating Origin Studiosが開発する模型飛行機制作シミュレーションゲーム『Balsa Model Flight Simulator』について、Steamでの早期アクセス販売を2020年夏に開始すると発表した。同スタジオは、人気宇宙開発シム『Kerbal Space Program』のディレクターを務めたFelipe Falanghe氏が新たに設立したスタジオだ。

https://www.youtube.com/watch?v=Ym8feKBpZIc

『Balsa Model Flight Simulator』は、バルサ材を使った本格的な模型飛行機を作って飛ばせるシミュレーションゲームである。ビークルエディターにはさまざまなパーツが用意されており、プレイヤーの好きなように組み合わせて模型飛行機を作ることができる。動力となるパーツも複数用意されているようで、それを動かすための燃料タンクなども内部に搭載する必要がある。

エディターには直感的な操作を採用。パーツの取り付け角度や位置なども自由に変更できるようだ。公開されたトレイラーでは、さらに翼パーツの幅や湾曲具合、厚みなどをパラメーターをいじって調節する様子も見られる。ペイントしたりデカールを貼ったり、あるいはミニチュアのキャラクターをパイロットとして乗せたりと、機体の見た目のカスタマイズも楽しめる。

機体が完成したならテストフライトに移行だ。飛行機の視点だけでなく、地上からラジコンコントローラーを使って操作することも可能な模様である。自由な形に飛行機をデザインできるとは言っても、本作では物理の法則に照らして適切でないと上手く飛ばず、最悪クラッシュしてしまうため、トライ&エラーを繰り返しながら設計を煮詰めていくゲームプレイになりそうだ。

ゲームモードには、まずシングルプレイのキャリアモードがある。複数のマップにてさまざまなチャレンジに臨み、報酬を得て自らの模型飛行機をアップグレードさせていくモードだ。ペイントボールを使ったドッグファイトを楽しめる最大16人でのマルチプレイモードも用意。自由にフライトできるサンドボックスモードも収録される。また、Modもフルサポートするとのこと。

冒頭で述べたとおり、『Balsa Model Flight Simulator』は早期アクセス販売から始め、さらに開発を進めていく計画だ。将来的な追加要素としては、まず新たなパーツが挙げられており、これによってヘリコプターや垂直離着陸機、ロケットなど、作れる航空機の幅がさらに広がるという。そのほか、チャレンジやマルチプレイモード、ミッションエディター、マップも追加していくとのこと。また、コミュニティからのアイデアを基にしたコンテンツも取り入れていきたいとしている。

 
Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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