ゾンビTPS『WORLD WAR Z』大型アップデート「HORDE MODE Z」配信。ウェーブ制のゲームモードや新ゾンビなどを追加

 

パブリッシャーのH2 INTERACTIVEは12月18日、PlayStation 4向けに国内販売中のゾンビTPS『WORLD WAR Z』について、大型無料アップデート第5弾「HORDE MODE Z」(Ver1.05)を配信したと発表した。PCおよび海外Xbox One版向けにも配信開始している。

本作は、2013年に公開されたブラッド・ピット主演の同名映画をもとに、Saber Interactiveが開発した4人協力プレイ対応TPSだ。独自エンジンSwarm Engineにより、1画面に最大500体ものゾンビを描画。プレイヤーは日本の東京を含む世界各国を舞台に、雪崩のように押し寄せるゾンビと戦う。

今回のアップデートでは、まず「大群モード」が追加された。新規の専用ステージにて、大量のゾンビの群れと戦うウェーブ制のゲームモードだ。マップ内には武器やメディキット、装備バッグ、防衛キットなどがランダムに配置されており、プレイヤーはこれらを入手しながらゾンビの波状攻撃に立ち向かう。

また、マップ内にはボーナス物資を入手できるコンテナも配置されており、ブリーチングチャージにて開けることができる。そのほか、ウェーブごとに異なるサイドミッションが設定され、これを達成することで追加の物資を入手可能だ。トレイラーでは「25体のゾンビを打撃攻撃で殺す」というミッションが確認できる。

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次に、新規の特殊ゾンビ「ボマー」も追加されている。爆発物の専門家がゾンビ感染したキャラクターだという。胸部に爆弾を抱えておりこれを撃つと爆死するが、爆弾を避けるように腕や脚を攻撃し、ダウンさせたところで近接攻撃にて爆弾を排除すると、武器などのアイテムをドロップする特殊なゾンビだ。ボマーは、すべてのゲームモード・難易度に登場する。

また今回のアップデートに合わせ、4種類の特殊武器スキン「特殊作戦部隊パック」のDLC配信も決定。こちらは有料となっており、12月25日に770円(税込)で配信される予定だ。

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『WORLD WAR Z』では、シーズンとして期間を区切ってロードマップを公開し、無料アップデートと有料コンテンツが配信されてきた。そして、次回の大型アップデート第6弾はシーズン2最後の更新となる予定だ。その概要としては、クロスプレイのサポートや、新たなコスメティクスアイテムの追加が挙げられている。また海外向けの発表の中では、有料DLCとして4種類のキャラクタースキンを配信することも案内されている。

開発元Saber Interactiveは、本作をシーズン2で終わらせる考えはないようで、さらに先のアップデートに向けて、新たなキャンペーンエピソードを開発中であること明かしている。これまでとはまた別のロケーションが追加され、3つのミッションに挑戦することになるという。海外向けのプレスリリースによると、これらの配信時期は、今後数か月の間とのことだ。