『CoD:MW』新モードやオペレーター「Nikto」の追加含むアップデートが12月19日配信へ。「Shipment」「Vacant」2つのリメイクマップも登場


Infinity Wardは12月4日、『Call of Duty : Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』にて、シリーズ初となるシーズン制のアップデート「SEASON ONE」を開始。「INFECTED」など新たなマルチプレイモードや新マップの追加、バトルパスの導入などがおこなわれた。そしてその一環として、明日12月19日にもさらなる新規コンテンツが追加されるようだ(公式サイト)。

まず、新オペレーターとして「Nikto」が登場。黒い仮面が特徴的なNiktoは、元ロシア連邦保安庁のスパイ。今回、ALLEGIANCE勢力におけるスペツナズ部隊の一員として参戦することになるようだ。入手方法としては、シーズン1開始時に無料で入手できたMARAと異なり、バンドル(2400CP)を購入することで使用可能に。同バンドルには、アサルトライフルおよびハンドガン向けのバリアントやナイフ、腕時計なども含まれる。

バンドルに関しては、ほかにも「Holideadly」と「Blood Stained」の2つが登場。「Holideadly」は、オペレータースキンをメインとしたバンドル。サンタのような衣装や、トナカイの鈴を模したチャームなどが含まれており、クリスマス気分を盛り上げるのに最適なバンドルとなっている。価格は1100CP。

一方「Blood Stained」は、戦場の冷徹さをテーマにしたクールなバンドルだ。オペレータースキンやナイフ、ショットガン・ハンドガン向けのバリアントなどがセットとなっている。こちらの価格は2400CP。ユニークなスキンで戦場を駆け巡ろう。

そして今回のアップデートではなんと、新マップとして「Shipment」と「Vacant」の2つが追加。シーズン1開始時に追加された「Crash」に引き続き、両マップともにシリーズ過去作『Call of Duty 4: Modern Warfare』からの登場となる。「Shipment」は、コンテナが中央および四方に配置される小規模マップだ。シリーズ1小さいマップとしても知られており、今作でも熾烈な混戦が繰り広げられそうだ。同マップは、6v6の各モードおよび「Gunfight」向けに実装するとのこと。

もうひとつの追加マップ「Vacant」は、荒廃したオフィスを舞台とするマップだ。狭く入り組んだ室内を特徴としており、勝利のためには柔軟な立ち回りが求められる。敵との遭遇戦が多発しやすいマップだが、中庭などひらけた場所も存在するため、さまざまな武器の活躍が見込めるだろう。こちらのマップは、6v6の各モードに向けて実装がおこなわれるようだ。「Shipment」と「Vacant」は、シリーズ過去作において特に高い人気を誇っていたマップだけに、今回の実装を嬉しくも懐かしく思うプレイヤーは多いことだろう。

マルチプレイモードについては、新たに「Cranked」が登場。こちらは過去作『Call of Duty: Ghosts』などにも実装されていた、ハイペースな戦闘を特徴とするモードだ。同モードでは、敵をキルすると30秒のカウントが開始。カウントがゼロになると、自身の身体に取り付けられた爆弾が爆発、死亡してしまう。爆発から逃れるためには、30秒以内に次のキルを取らなければならない。またタイマーが起動しているあいだは移動、リロード、ADS全ての速度が高速化するため、勝利を掴むには積極的な戦闘が要求されるモードと言えるだろう。

そのほかに今回のアップデートでは、スペシャルオプスに向けた追加ミッションも配信。バルコフ大将に忠誠を誓う軍隊がアルラーブの街に設置した爆弾の解除を目指す「Bomb Squad」、アル・カターラの財政支援を停滞させるべく、銀行を強襲する「Strongbox」、そして大使館の敷地内にある武器庫をアル・カターラの軍勢から防衛する「Disinform」の3つが追加される。

また、クラスターミサイル発動時の音がループ再生される問題や、特定の場面でLMGを装備するとエラーが発生する現象を含む各種バグに向けても、今回のアップデートで修正が施されるとのこと。Activisionは、シーズン1におけるロードマップを先月に公開しており、今回の配信も含めて今後さらにコンテンツの充実が図られていくことと思われる。ひとまず明日に控える新コンテンツの追加を楽しみに待っておこう。