thatgamecompanyは、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』をAndroid向けに12月13日に配信開始すると発表した。基本プレイ無料。本作は『風ノ旅ビト』や『Flowery』を手がけたthatgamecompanyがおくる、ライブサービス型のアドベンチャーゲームだ。
舞台となるのは、星々が堕ちてしまった世界。豊かだった地は荒廃してしまった。プレイヤーは星を紡ぐ子どもたちの一人として、降り立つ。ほかの子どもたちと手を取り合いながら、7つの地方に散らばる謎を紐解き、世界に光を取り戻していこう。
『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は、ソーシャルアドベンチャーゲームだ。オンライン要素のある散歩ゲームと表現しても差し支えないだろう。それぞれテーマの異なるエリアを旅していく。各地にはキャンドルが存在しており、そのキャンドルにふれることで光が手に入る。光を一定数集めれば、キャンドルに精錬可能。キャンドルはゲーム内では通貨として扱われる重要なアイテム。NPCにわたすことでエモートを覚えたり、自身を成長させることにも使用できる。
操作としては、バーチャルパッドによる入力を採用。左パッドで移動、右パッドでカメラの操作やジャンプ/飛行などが可能。それぞれのエリアには精霊が存在しており、彼らに会うことで新たなエモートなどが獲得できる。会った精霊数に応じてエリアが解放されていく仕組みだ。キャンドルや精霊にあうためにも探索を進めていく。翼を集めて、さらに高く飛べるようにしていくのも要素のひとつ。そのほか、セッションなど多岐にわたるインタラクティブな要素が用意されている。
美しい世界で他人とうすくつながりながらも、ゆったりと探索できる『Sky 星を紡ぐ子どもたち』。先日にはApp Storeにおける2019年のベストiPhoneゲームに選ばれるなど、高い評価を得ながらサービスが運営されている。徐々に対応機種を増やすという段階的な対応ながら、12月13日よりAndroid向けにも配信されていくようだ。具体的には、ローンチ時の対応デバイスは、Android9以上のOS、2GBを超えるRAMサイズ、64ビットARM系のプロセッサを備えた端末が対象となる。iOS版とAndroid版の進捗データも同期可能とのこと。
『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は、ライブサービス型のゲームとして開発されており、シーズンイベントなども実施中。今後コンソールなどでもリリースされる予定があるということで、ひとまずモバイル版をプレイしてみるといいだろう。