胴体が繋がった2匹の犬の協力パズル『犬 犬』発表。Nintendo Switch向けには2020年春に国内発売へ
任天堂は12月11日、Nintendo Switch向けインディーゲームを紹介する番組「Indie World 2019.12.11」をYouTubeにて公開。この中で、『犬 犬』を2020年春に国内発売すると発表した。本作は、スコットランドのインディースタジオBit Loom Gamesが手がけるパズルアドベンチャーゲーム。海外では『PHOGS!』というタイトルで発表されている。
『犬 犬』の主人公は2匹の犬。どういう訳かお互いの胴体が繋がっており、脚も無くヘビのような姿をしており、プレイヤーは赤い首輪と青い首輪を付けたそれぞれの犬(の頭部)を操作し、胴体を伸ばしたり縮ませたりしながらうねうねとステージを進んでいく。本作は1人でもプレイ可能だが、2人協力プレイではそれぞれの犬を各プレイヤーが操作する形となる。
冒険の舞台には、美味しい食べ物であふれる世界や、眠りをテーマにした夜の世界、そしてアミューズメントパークなど遊びをテーマにした世界の3つの異なる環境が登場し、合わせて24種類のステージを収録。プレイヤーは、文字どおり切っても切れない関係の2匹の犬を使ってさまざまなパズルに挑戦する。たとえば、物をくわえて動かしたり掴まったり、スイッチを押したりなどのアクションが求められ、その中では2匹の操作、あるいは2人のプレイヤーの連携が重要になる。
また、片方の犬が飲んだ水が、もう片方の犬から吐き出されたり、唐辛子を食べて火を吹く様子なども見られる。唐辛子の火は、トウモロコシに当てるとポップコーンができるようで、何らかの目標達成条件になっているのだろう。このように物理演算を活かしたもの以外にも、多彩なパズルが登場するようだ。本作は1人プレイでも2人協力プレイでも、もどかしいけれど楽しいゲームプレイになることが予想される。
『犬 犬』は、2020年春にNintendo Switch版が国内発売予定。そのほか、PC(Steam)や海外PS4/Xbox One向けにも発売予定となっている。