ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は5月10日、PlayStationプラットフォームの新情報発表・動画イベント「State of Play」を放送。その中で、『Predator: Hunting Grounds』を2020年4月24日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4およびPC(Epic Gamesストア)。同作は映画「プレデター」を題材とした、1対4の非対称型対戦シューティングゲームである。
非対称マルチプレイホラー『Friday the 13th: The Game』の開発元であったIllFonicが手掛ける新作であり、IllFonicの過去作での経験を活かしつつ、SIEおよび20th Century FOXとの協力体制のもと、プレデターと人間の命をかけた戦いが描かれる。映画「Predator(プレデター)」の世界観の中、精鋭部隊は南アメリカのジャングルの奥地にて軍事任務を完遂し、無事に脱出することを目指す。指定オブジェクトの回収・破壊など、任務の種類はさまざま。一方のプレデターは、樹上や建物の屋根などを自在に移動可能。赤外線ビジョンや光学迷彩、プラズマキャノン、リスト・ブレイドといった兵器を駆使して獲物を捕らえ、最終的に精鋭部隊を狩り尽くすことで勝利となる。
今回公開された最新映像では、選択可能なプレデターのクラス、アーマー、武器の例が紹介されている。クラスとしては、バランスのとれたハンター、パワーおよび近接重視のバーサーカー、高機動力・高スタミナを誇るスカウトの3種類が存在。そして先述したような多彩な武器で精鋭部隊を狩っていく。兵士たちも一方的にやられるだけでなく、アサルトライフルやショットガンといった銃器、グレネードで応戦可能。映像では残弾数300発の表示が確認できることから、豊富なリソースで応戦できそうだ。またこれまでの情報により、敵対勢力のCPUキャラクターとも戦うことになることが判明している。なおプレデター側は三人称視点、精鋭部隊側は一人称視点で遊ぶことになる。プレデターは高所を移動するため、そのルートと攻撃対象を同時に視界に収められるようにするためだ。
PlayStation.Blog(EU)では、開発元IllFonicのCCO Jared Gerritzen氏より、本作にて女性プレデターが登場することが明かされた。上の映像では、彼女が本作オリジナルの武器「Yautja Bow」を使用する様子が確認できる。また本作では、近距離・遠距離の両方で有効な槍状の武器Combistickも登場する。
2020年4月24日の発売が決定した『Predator: Hunting Grounds』。予約限定特典としては、ミニガン「OLD PAINLESS」の早期アンロックと、限定の87年プレデタースキンが紹介されている。また海外向けに発表された内容として、デジタル・デラックスエディションにはPlayStationテーマのスキンおよび「Predator: Hunter」コミック(120ページ)のデジタル版が同梱されることが明かされている。