『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、やはりPS4時限独占。独占期間が北米パッケージに記載
海外スクウェア・エニックス公式ストアにて、『ファイナルファンタジーVII リメイク』の新たなパッケージ画像が公開されており、その中で同作がPlayStation 4時限独占タイトルになることが改めて確認されている。パッケージ右下には、「PLAYSTATION EXCLUSIVE」という大きなロゴのほか、「PLAY FIRST ON PS4」「* Timed Exclusive until 3/3/21」という文言が確認できる。『ファイナルファンタジーVII リメイク』のPS4版は、2021年3月3日まで、時限独占販売されるということを意味している。
『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、E3 2015のPlayStationカンファレンスで発表されたリメイク作品。2020年3月3日にPS4向けに発売予定だ。Unreal Engine 4を用いてフルリメイクされており、主要キャラが美しく蘇るほか、ストーリーを盛り上げる新たなボスも登場。分作として開発されており、発売される第一作目は「ミッドガルド脱出まで」収録。「皆さんが心配されているボリュームは全く心配不要です」と野村哲也氏が語るほどの力の入りっぷりだ(PlayStation.Blog)。戦闘についても、アクション要素を取り入れた新バトルのほか、ターン制のような形で戦うシステムも用意されている。
スクウェア・エニックスは、同作の発表時から「PS4向けに先行リリース」と告知していたが、PlayStation系のイベントで新情報が発表されることが多い関係からか、PS4向けに先行発売されるという告知は、最近ではあまりおこなわれていなかった。パッケージ画像から改めて、時限独占であることが確認されたわけだ。スクウェア・エニックスは最近ではSteamでのリリースにも積極的であるので、ハイエンドコンソールのXbox Oneのほかにも、Steam向けにリリースが検討される可能性はありそうだ。
時限独占自体はこれまでにも例があったものの、発売前から期間が告知され、パッケージに記載される例はなかなか珍しい。近年の『Call of Duty』シリーズタイトルはPS4向け独占コンテンツを提供しており、同じく独占内容をパッケージに記載している。ビッグタイトルであるがゆえに、そうした配慮がなされているかもしれない。
いずれにせよ、来年3月から『ファイナルファンタジーVII リメイク』をプレイできるのは、PS4ユーザーの特権。いちはやくプレイしたいならば、PS4版一択になるだろう。同作においては、レコード商品「FINAL FANTASY VII REMAKE and FINAL FANTASY VII Vinyl」の発売も予定されており、本日より試聴可能。まずは音楽を聞きながら、『ファイナルファンタジーVII』原作およびリメイクへの想いを馳せるといいかもしれない。