『ポケットモンスター ソード・シールド』カビゴンにキョダイマックス導入へ。専用技は「攻撃しつつ、確率できのみを回収する」強力技
株式会社ポケモンは11月27日、『ポケットモンスター ソード・シールド』のカビゴンにキョダイマックスを導入すると発表した。マックスレイドバトルにて期間限定で登場するといい、2019年12月4日から2020年1月上旬までにワイルドエリアの巣穴を調べることで挑戦可能だ。
キョダイマックスのすがたをしたカビゴンは、お腹の上に草原や樹木を生やしたかなりユニークなフォーム。キョダイマックスのパワーにより、腹部に絡みついた、きのみのタネや小石が爆発的に成長したのだという。バトル時には、少しだけ上体を起こし、手足をバタつかせて攻撃するとのこと。
注目したいのは、専用技「キョダイサイセイ」。ノーマルタイプから変化する「キョダイサイセイ」は、相手にダメージを与えるだけでなく、味方のポケモンがバトル中に食べたきのみを、再生させることがあるという。オーロットなどが備える、自分が使用したきのみを1/2の確率で再生する特性「しゅうかく」に近いイメージだ。対象となるのは「味方のポケモン」で、「再生させることがある」という文言があるように、確率でのきのみを回収するのだろう。
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カビゴン
(キョダイマックスのすがた)
━━━━━━お腹に絡みついたきのみのタネや小石が爆発的に成長しました🌳
腹部の重さの影響か、元々の性質か、動く事はほとんどないようです😲#ポケモン剣盾https://t.co/74INkxPcZz pic.twitter.com/0iofbPfO7N— 【公式】ポケモン情報局 (@poke_times) November 27, 2019
シリーズの対戦環境においては、安定した人気を誇るカビゴン。HPが高く特殊受けをすることができ、特性くいしんぼうなどきのみとの相性も抜群。すてみタックルなどの主力技がキョダイマックスにてキョダイサイセイに変化。ダメージをうけながら、3ターンという時間の中で相手に攻撃をしつつ、きのみを回収するという立ち回りもひとつの戦略になりそうだ。
『ポケットモンスター ソード・シールド』は11月15日に発売されたが、キョダイマックス・カビゴンは発売から約2週間後に披露されたことになる。今後も、こうした新たな要素が導入されていき、その中で対戦環境が変化していきそうだ。