『CoD:MW』シーズン1は12月3日開始。無料追加マップ・モードや、バトルパスを通じて獲得できる武器が明らかに

 

Activisionは11月27日、『Call of Duty: Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』のシーズン1を12月3日に開始すると発表し、ロードマップを公開した。

本作では、『フォートナイト』などでもおなじみのシーズン制とバトルパスシステムを新たに導入。今年10月25日のローンチからこれまでは、まずはゲーム体験を向上させることに注力するとして実装を見送っていたが、ついに最初のシーズンが開始する。なお、提供コンテンツはPC/PS4/Xbox One版すべてで同時配信となる。

本作ではシーズンパスを導入せず、追加のマルチプレイマップやゲームモードは、すべてのプレイヤーに無料配信される。これまでにもいくつか配信されているが、シーズン1期間中にもさらに追加予定。『Call of Duty』シリーズとして最大規模の無料コンテンツが提供されるとのことで、今回その概要が公開された。

まずマルチプレイヤー用の追加マップとして、『Call of Duty 4: Modern Warfare』に収録されていた「Crash」「Vacant」「Shipment」が本作にてふたたび登場する。Crashは、ヘリの墜落現場を中心とする市街地、Vacantは荒廃したオフィス、そしてShipmentは大量のコンテナが積まれた小規模マップだ。なお、このうちShipmentについては、2対2で戦うGunfightモードでもプレイ可能である。

そのGunfightモード用マップとしては、ロンドンの港湾地域を舞台にする「Cargo」と、ヴェルダンスクにある重要施設「Atrium」を追加。そしてGround Warモード向けには、ビルやクレーン、貨物などがある広大な港「Port」マップが配信される。シーズン1期間中には、これら以外のマップも追加していく計画とのこと。

マルチプレイヤーでの新たなモードとしては、まず「Reinforce」が追加予定。両チームが3つのフラッグの制圧をめぐって戦うリスポーンなしのモードで、DominationとSearch&Destroyを組み合わせたようなルールである。また、サバイバル・パーティーゲームモードとして「Infected」も追加される。狩るか狩られるか、という内容になるそうだ。

一方、Gunfightモードには「On Site Procurement(O.S.P.)」が追加予定となっている。Gunfightの基本的なルールはそのままに、装備はラウンドが進行する中で集めていくモードだという。そのためゲーム開始時の武器は、己の拳のみとなる。ゲームモードについても、シーズン1を通じてさらに追加される予定だ。

スペシャルオプスの追加ミッションも配信予定。まず「Bomb Squad」では、バルコフ大将に忠誠を誓う軍隊がアルラーブの街に設置した爆弾の解除を目指す。「Grounded」では、バルコフ大将の旧航空基地を占拠した敵を排除。「Pitch Black」ではバルコフ大将の旧邸に潜入し、情報を入手した上でTactical Roverで脱出する。そして「Just Reward」では、敵の経済活動を指揮する人物をターゲットに、そのデータセンターのハッキングや情報の確保をおこなう。シーズン1では、さらなるミッションも配信される。

そして、バトルパスを通じて獲得できる無料アイテムとして、「Ram-7」と「Holger-26」が用意されることが明かされた。Ram-7は、ブルパップフルオートのアサルトライフルで、3・6・9時の方向にピカティニー・レールを搭載する。一方のHolger-26は、LMGスペックのHolgerモデルライフルで、統合サイトレールとドラムマガジンを持つという。

バトルパスを通じては、こうした基本的な武器のほかにコスメアイテムも獲得できる予定で、詳細についてはシーズン1が開始する12月3日に発表するとのこと。また、本作のバトルパスはフリーストリームとプレミアムストリームの2種類が用意されることが以前発表されていた。こちらの詳しい情報についても同日に説明されるだろう。