国産VR3Dリズムゲーム『SOUNDART(サウンドアート)』正式発表、2020年初旬配信へ。好きな楽曲をセットし激しくノーツ叩き

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弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは11月27日、『SOUNDART(サウンドアート)』を正式発表。2020年初旬(第1四半期)に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は1980円。

『サウンドアート』は、向かってくるノーツを叩く3Dアクションゲーム。ノーツは曲に合わせて生成される。「叩き」「振り回し」「突き」といった動作によって、タイミングをあわせながらそれらを切り裂け。音と絵で弾ける派手なエフェクトで、曲を楽しもう。使用する曲は自分で指定することが可能。曲に合わせて譜面が自動生成される。ポップやロックのようなジャンルでは、特に刺激的なノーツが楽しめるとのこと。指定する曲ジャンルによって、それぞれ異なる魅力が出てくるだろう。

ノーツの背景についてもこだわられているという。万華鏡のように色鮮やかな「Blossom」、クラブのようにクールで都会的な「Urban」、スイーツのように甘く優しい「Sorbet」など、さまざまなステージがライブを盛り上げる。また映像の配信についてもオプションが用意されており、リアルタイムでライブ風映像を表示するライブ観戦モードを搭載。ゲーム中のアバターはVRMに対応しており、簡単なファイル差し替えだけで好きなキャラクターでプレイすることができる。

VRの音ゲーというと、『Airtone』や『Beat Saber』『Audioshield』といった高い評価を獲得した作品が存在する。『サウンドアート』は、こうしたリズムゲームの基本を抑えつつも、「自分の好きな曲で遊ぶ」を主題にしているとのこと。自動生成においては、必ずしも曲調とノーツのテンポが一致するわけではないが、『AudioSurf』シリーズなどは根強い人気がある分野。またこうした音ゲーでは、プレイ映像と共に自分のアバターを映すVTuberによるゲーム実況なども活況がある。VRM対応なども含めたトレンドを拾いつつも、独自の魅力を持つリズムゲームとして仕上げられているだろう。

余談であるが『Beat Saber』開発元のBeat Gamesは、11月26日にFacebookに買収された

『サウンドアート』を手がけるのは、国内のインディースタジオMercury Studio。ロボットレースゲーム『BREAK ARTS II』を手がけたスタジオだ。ビジュアルデザインには定評のあるスタジオで、新作のVRリズムゲームにはそうしたノウハウが活かされることだろう。

『サウンドアート』は、2020年初旬にSteam向けに発売予定。対応デバイスなど詳細情報については、続報を待ってほしい。

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