『ファイナルファンタジーVII リメイク』主要開発スタッフが明らかに。『FF13』の鳥山求氏も参加し、クラウドの女装シーンを盛り上げる
スクウェア・エニックスは『ファイナルファンタジーVII リメイク』の最新情報を全世界向けに公開。新たなアートワークやロケーション、育成システムなどが明かされた。開発に携わる主要スタッフのメッセージが掲載されており、その顔ぶれが披露された。歴代『ファイナルファンタジー』に携わってきた豪華なスタッフを中心に、開発チームは構成されているようだ。
プロデューサー:北瀬 佳範
ディレクター&コンセプトデザイン:野村 哲也
ストーリー&シナリオ:野島 一成
共同ディレクター(ゲームデザイン/プログラミング):浜口 直樹
共同ディレクター(シナリオデザイン):鳥山 求
グラフィック&VFXディレクター:高井 慎太郎
バトルディレクター:遠藤 皓貴
環境(Environment)ディレクター:三宅 貴子
光源(Lightning)ディレクター:山口 威一郎
キャラクターモデリングディレクター:風野 正昭
アニメーションディレクター:相馬 文志
本作はもともとサイバーコネクトツーなど外部会社と共同開発していたが、2017年5月にスクウェア・エニックス内製になること、そして『メビウス ファイナルファンタジー』を率いてきた浜口直樹氏が野村哲也氏と並んで共同ディレクターを務めることが発表された。開発スタッフとしては、北瀬氏や野村氏がイベントなどでは前に立つことが多いほか、求人インタビューなどでは開発スタッフが明かされることもあったが、今回熱いメッセージとともに、開発体制がはっきりと公開された形だ。
どのスタッフもキャリアある開発者であるが、特に注目をしたいのが、共同ディレクターとして鳥山求氏が開発に参加している点。主にシナリオデザインのディレクションを担当するようだ。鳥山求氏は『ファイナルファンタジーXIII』シリーズ三作をディレクターとして指揮していた人物。ある意味では、ライトニングの生みの親ともいえる。氏はその後モバイル向け『メビウス ファイナルファンタジー』のディレクターを務めており、前出の浜口氏と似た流れでの参加になるのかもしれない。
また氏は「ウォール・マーケットの蜜蜂の館はリメイクにあたり、当時は実現できなかったエンタテイメントの殿堂として蘇らせました。ここでは皆さん待望のクラウドの女装シーンが大幅にショーアップして登場します。こちらも楽しみにしてください。」とコメント。カットシーンについては、『FF13』シリーズで培ったドラマティックな演出が披露されそうだ。そのほか、主要スタッフのコメントはどれも熱いものばかりなので、PlayStation.Blogなどを介して、その意気込みを感じ取ってほしい。
『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、2020年3月3日にPS4向けに発売予定だ。