『CoDモバイル』ついにコントローラー対応。PS4やXboxコントローラーでプレイ可能に
Activisionは『Call of Duty Mobile(CoDモバイル)』のコントローラーにより操作をサポートするアップデートを配信した。コントローラーのサポートと同時に、『Call of Duty』シリーズの人気PvEモードである「ゾンビモード」も実装された。
『CoDモバイル』は今年10月にiOS/Android向けに配信された、基本プレイ無料のモバイル向けの『Call of Duty』。ActivisionがTencentと提携し、Tencent傘下のTimi Studio Groupが開発したゲームだ。『Call of Duty』シリーズおなじみの、武器やマップ、ルール、キャラクターをモバイル向けに落とし込み、好評を博している。
コントローラーのサポートは、リリース前のベータバージョンでは確認されたという報告もあった。しかしながら『CoDモバイル』が正式リリースされたバージョンではコントローラーのサポートはなく、操作体系のオプション拡充に注目が集まっていた(関連記事)。リリース後1か月後の11月9日、Redditにて公式アカウントより近日中にコントローラーのサポートを実装するという告知が行われた。11月23日にゾンビモードなどのアップデートとともに、要望の多かったコントローラーサポートが実装された形。
Redditの公式パッチノートによると、サポートされているコントローラーは、PlayStation 4およびXbox Oneコントローラーとなっている(PlayStation 4のDUALSHOCK 4は新型のみ対応)。コントローラーが使用できるのはマッチ中のみで、メニュー画面などでは使用できない。多くの人が気になるであろう、マッチメイキングの仕様も説明されている。コントローラーを使用しているプレイヤーは、ほかのコントローラーを使用しているプレイヤーとのみマッチングする。操作体系ごとにマッチングが分かれており、バーチャルゲームパッドやPCのエミュレーターを使用するプレイヤーとはマッチングしないようだ。またパーティ内にコントローラーを使用するプレイヤーがいる場合は、パーティ全体がコントローラーのプレイヤーとマッチングする。
ゾンビモードには『Call of Duty: World at War』のゾンビモードのマップ「Shi No Numa(死の沼)」が登場。ラウンド制限内にボス戦へ向けて準備を行うレイドモードと、クラシックなラウンド制限無しのエンドレスサバイバルモードが用意されている。ゾンビモードは『Call of Duty: World at War』から登場した人気のPvEモードだ。プレイヤーはソロまたは協力プレイで謎を解きつつ、押し寄せるゾンビから生き残る。基本的なルールのエンドレスサバイバルモードではラウンドは無制限で全員が死ぬまでラウンドを重ねていく。レイドモードでは難易度ノーマルは8ラウンド、ハードなら12ラウンド生き残り、最後のボスを倒すことが目的となる。
ほかの変更点としては、『CoDモバイル 』で人気だった雪に覆われたマップ「Summit」がマルチプレイヤーモードに追加された。チームデスマッチ/ドミネーション/サーチ&デストロイ/フロントラインのモードで利用可能だ。また『CoDモバイル』シーズン2は、11月25日から開始されることが予定されている。こちらのバトルパスにも冬をテーマにしたコスチュームなどが用意されているようだ。