『サイバーパンク2077』の開発は、もっとも重要な最終段階に突入。CD PROJEKTグループが決算発表の中で報告

CD PROJEKTグループは11月21日、2019年第3四半期の業績を発表した。同期の収益は9287万1000ポーランド・ズウォティ(約25億9800万円)で、前年同期比で38パーセント増を記録。依然として力強い売れ行きの『ウィッチャー3 ワイルドハント』や、カードバトルRPG『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』、そしてiOS向けにも配信開始した『グウェント ウィッチャーカードゲーム』での少額課金が大きく貢献したという。また、Nintendo Switch版『ウィッチャー3』の発売や、『サイバーパンク2077』のコレクターエディションの予約販売、GOG.comでの売り上げ増も要因として挙げられている。

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上述の『サイバーパンク2077』は、ゲーマーからの大きな期待を集めている同社製品のひとつ。同社CFOのPiotr Nielubowicz氏によると、開発を担当する傘下のCD PROJEKT REDでは、発売前の段階におけるもっとも重要な最終ステージに入ったところだそうで、社内あるいは社外でのテストを開始。また、各言語へのローカライズやサウンドトラックの収録も開始しているとのこと。今年は東京ゲームショウを含め、世界各国で大々的なプロモーションも実施しており、その反響についても報告している。

グループの固定資産として、この第3四半期に計上した全体の開発費用は3億3312万4000ポーランド・ズウォティ(約93億円)で、その大部分が『サイバーパンク2077』の開発費だという。前期からは約4130万ポーランド・ズウォティ(約12億円)増加しており、主に同作のローカライズやサウンドトラックにかかる費用、また『ウィッチャー3』のNintendo Switchへの移植がその内訳とのことだ。

また同期には、新作ゲームの開発や技術開発に4300万ポーランド・ズウォティ(約12億円)を投資。10月には、本社を置いていたワルシャワにあるオフィス街を買収し、将来的な事業拡大に対応させる投資もおこなっている。

CD PROJEKT REDは、多くの場合2〜4年をかけてゲームを制作し発売しており、同社の収益はそのリリースに大きく影響されるとのこと。そのため前作の発売前には、すでに次なる作品の開発に取り掛かっているという。また、拡張コンテンツなどの小規模なプロジェクトなどにも取り組むことにしているそうだ。そして、発売済みタイトルの売り上げについてはセールの影響が強く、特に第3四半期と第4四半期に大きな売り上げを記録しているという。ちょうど『ウィッチャー3』のセールがPS4とXbox Oneにておこなわれており、これもまた同グループの収益に貢献することだろう。

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