『ポケットモンスター ソード・シールド』の色違いはエフェクトで「2種類」存在するとの報告。レアな色違いの中にさらにレアありか


『ポケットモンスター 金・銀』から登場した「色違いポケモン」。通常のポケモンとは異なる、光るような演出が導入されており、非常にコレクター魂をくすぐる要素である。出現確率は1/4096ともされており、やりこみの証にもできる稀有な存在。『ポケットモンスター ソード・シールド』では、そんな色違いポケモンが「2種類」存在するとされており、コミュニティで話題を呼んでいる。Siliconeraなどが詳細を報じている。なお、これらの情報はユーザーらの分析により報告されているものなので、あくまで非公式情報であることを留意してほしい。

『ポケットモンスター ソード・シールド』では、色違いについて仕様変更がなされているという。具体的には色違いポケモンの登場時のアニメーションエフェクトに、バリエーションがあるとのこと。基本の色違い登場エフェクトは、星型。星型のエフェクトは、これまでのシリーズ作品でもおなじみ。エフェクトこそ変化しているが、これまで導入されてきた演出の延長線上のものである。この星とは別のエフェクトが、本作には存在しているのだという。

※星型エフェクト

フィールドのエンカウントや卵の孵化、そしてマックスレイドバトルにおいて抽選が行われ、幸運であれば色違いポケモンが出現するわけだが、色違いポケモンの登場時にさらに抽選がおこなわれるという。15/16で遭遇するのが基本となる星型エフェクトポケモンであるが、1/16で四角エフェクトのポケモンと遭遇するそうだ。この四角エフェクトポケモンが、色違いの中でさらにレアな色違いとされているわけだ。

※四角エフェクト

確率的には以上の数字となるようだが、Serebii.netなどによるとプログラムのクセの影響で必ずしもそうした判定にはならないとも。フィールドでエンカウントする際には、四角エフェクトの色違いと出会う確率は4095/4096、星エフェクトの色違いに出会う確率は0.9375/4096になっているという。つまり理論的には、一般的には四角エフェクトの方がレアであるわけだが、野生でのエンカウントに限れば、星エフェクトの色違いと出会うほうがレアだというわけだ。SNSでの色違い発見報告も、現時点で四角のものが多いのも、こうした仕様が影響しているのかもしれない。

これらの情報は、解析やユーザーの報告を混ぜ合わせて形成されたもの。何度も重ねて述べているように非公式なもので、確定した仕様ではないことは強調しておきたい。一方で、色違いポケモンの登場演出については四角と星の2種類のエフェクトが出ることが数多くのユーザーによって確認されている。確率的なプログラムに絡んだ数字の部分はさておき、色違いが2種類存在するということは間違いなさそうだ。なお、色違いにおいては「エフェクト」が異なるのみであり、ポケモン自体の色が異なっているわけではないので、その点は誤解なきよう。

なお本作においては、エフェクトパターン以外でも色違い周辺仕様が明らかになりつつある。たとえば色違いポケモンと出会う確率を上げるアイテムが、ゲーム内の世界のどこかで手に入る。そのほか、入手バッジによって捕獲できるポケモンの上限が変わる仕組みの関係で、バッジを集めていかないと色違いが捕獲できないこと。シンボルで出てくるポケモンは、一度色違いに遭遇していなければ、色違いのシンボルとして出会わないことなどが報告されている。

『ポケットモンスター』シリーズの定番要素となる「色違い」。『ポケモンGO』において色違いは、プレイを動機付ける重要な役割を担っている。こうした色違いについて仕様が変更されたことにより、シリーズ作品にも影響が出てきそうだ。『ポケットモンスター ソード・シールド』の色違いについても、まだ多くの謎が残されているため、そちらの仕様について追っていくのも面白いかもしれない。