スクウェア・エニックスは11月19日、『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』のSteam版を発表。2019年12月11日に発売すると発表した。価格は7480円で、日本語にも対応する。2020年1月6日までに購入したユーザー向けには、早期購入特典として、やくそうかざり/ ドラゴンクエストロゴ / キメラのつばさかざり / 紋章ブロック(太陽・星・月・水・命) / 勇者たちのドットかざり / 勇者たちの肖像画 のレシピが提供される。
『ドラゴンクエストビルダーズ2』は、スクウェア・エニックスとコーエーテクモゲームスが共同開発したブロックメイクRPG。舞台となるのは、破壊を崇拝しモノづくりを敵視する邪教の集団「ハーゴン教団」が勢力を伸ばしつつある世界。主人公はモノづくりの才能あふれるビルダー見習いとして、記憶喪失の少年シドーと出会い絆を深めながら、シドーと共に成長していく。『ドラゴンクエストビルダーズ2』では、高評価だった前作をベースに、既存要素を拡張しつつさまざまな新要素を導入。高さの拡張や滝を導入した水要素の深化、フレンドとのオンラインマルチプレイなど、あそび・クリエイト両面で大幅な進化を果たしている。
『ドラゴンクエストビルダーズ2』Steam版では、PS4/Nintendo Switch版では有料DLCとして販売されている「和風パック」「水族館パック」「近代建築パック」がセットになっている。またコンソール版と同様にオンラインマルチプレイにも対応。Steamリリースにおいて追加された新要素はなさそうだ。本作はいわゆるサンドボックス型のゲームとなっており、フィールドに設置されるギミックが多くなければ、描画するにあたってのハードウェアへの負荷も大きくなってくる。ハイスペックなPCでのプレイにおいては、そうした負荷下でもなめらかにプレイできるといったメリットはありそうだ。
ちなみにSteamではこれまで、『ドラゴンクエスト』シリーズ作品はいくつかリリースされてきたが、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』は日本から購入できず、『ドラゴンクエストヒーローズ スライムエディション』は日本語UI非対応。『ドラゴンクエストビルダーズ2』は日本語UIを搭載しており、Steamの『ドラゴンクエスト』作品としては初の公式日本リリース作品となる。
PS4/Nintendo Switch版はメジャーアップデートが終了しており、DLC込みのコンテンツの詰まった状態でリリースされる『ドラゴンクエストビルダーズ2』。アクションRPGとしてもサンドボックスゲームとしても洗練された作品であるので、これを機にプレイしてみるもいいだろう。